グランプリファイナル SP。

 見ようか見まいか迷っていましたが、男子を見たかったので録画。録っていてよかったと思える素晴らしい演技でした。まずは高橋大輔さん。ジャンプの滞空時間が長いというか、ジャンプして飛んでから回転するまでに一呼吸あって、そこから3回転して降りてくるようで、もうびっくりでした。どのジャンプもプラスが貰えているなぁと思えました。そして、やっぱりステップ。すごいとしかいいようがないです。情感があふれ出る演技にうっとりしてしまいました。会場のみなさんの想いが高橋さんの滑りにのって、ひしひしとテレビの向こうの私にも届く感じでした。
 次のライサチェクさんもすごかった。安定感は抜群なのですが、何度見てもシットスピンがすごい。回転速度もかなり速くて驚愕です。多少固さもあったように思えましたが、すばらしい滑りでした。
 最後に織田信成さんが登場。公式練習では4-3とか3A-3-3とかものすごいものを決めていたので、調子がいいんだろうなぁと思います。ジャンプはいつものように美しい着氷。なぜか氷が柔らかく感じられるほどです。最後まで気を抜かないスピンステップに、どうなんだろう、点数がどれくらいでるんだろうと思っていましたが、上位2人にちょっと届かない点数。このあたりはどこに差があるのかは私にはわからなかったです。
 男子はこの3人の争いはものすごいものがあります。フリーでは4回転も入ってくるでしょうし、ますます楽しみです。
 女子は安藤美姫さんがミスなく滑ってトップ。3Lz-3Loにチャレンジするのかなぁと思っていましたが、3Lz-2Loに変更されていました。会心の出来というわけではなかったように思いますが、この緊張感の中でミスなくまとめられたことが素晴らしいと思います。明日もがんばってほしいです!!