ブラックウォッチのチュニック。

作りながらマスターする、ソーイングの基礎。―月居良子のソーイングレシピ

作りながらマスターする、ソーイングの基礎。―月居良子のソーイングレシピ

 妹ちゃんに買ってもらったこの本で基本からソーイングを勉強中。ひとつひとつの工程がわかりやすく写真付きで解説されているので、本とにらめっこしながら作りました。ソーイングは家庭科レベルの知識しかありませんでしたが、順番に作っていくときちんとできあがっていました。いろんなことに応用できそうな基本が掲載されているので、勉強になります。

 できあがり。意外に普通。おでかけ用ではなくて、おうちでまったりするときにリラックスして着れるものを作りたかったので、その要求にはマッチしていました。生地に張りがあるものを使ったので、夏用というよりは秋用。今、着るとちょっと暑いくらいです。チュニック丈というのがどのくらいかわからなくて、作りながら丈を調整していきました。出来上がってみるとちょっとだけ思ったよりも短かったです。なんとなく、幼稚園で着ているスモックを思わせる出来上がりになりました。スモックはとっても似合うからいいんだ…。

 襟の部分。いつも襟付けは苦手にしていて、お人形のお洋服を作るときも襟がないものを選んでしまうのですが、今回はしっかり襟付けできたと思います。作業工程の途中では最後がどうなるのかわからなかったりしたのですが、全部できあがるとなるほどと思う工程でした。最初なのでかなり手間取ってしまいましたが、次回からはもうちょっと先のことを考えて襟付けができるようになると思います。厚めの接着芯を入れたのでしっかりした襟になってうれしいです。いつもミシンの調子が不安定なボタンホールも今回は綺麗にできあがったので、それもうれしかったな。

 カフスの部分。高校生のときに家庭科の授業でブラウスを作ったときには、一番苦労したのはカフスだったのです。難しくて難しくて、やっぱりブラウスは買うものだと、しっかり心に焼き付けられたほどだったのですが、今回はあれ?と思うほどすんなり出来ていました。やっぱり本のやり方がいいのだと思います。ギャザーの寄せ方がちょっとまちまちになっているのを除けば、きれいに付けられたと自画自賛。
 人間サイズのお洋服を作るのはすごーくひさしぶりでしたが、仕上がりが綺麗にできたので、またやってみたいなと思いました。生地が気に入ったものがあれば、基本のスカートも作ってみたい。楽しいソーイングでした。