スモッキングのバック その2。

 昨日のつづき。本格的な作業に入ります。

 まず、いきなりスモッキング。ウッドビーズを入れながらのスモッキングだったのですが、チェックのラインがガイドになってくれて、初心者の私でも迷わずにスモッキングしていくことができました。ビーズを入れながらというのが、また楽しい。うきうきしながらスモッキングしていたら、大変なことに気が付きました! なんとウッドビーズの数が足りません! 下田先生の本ではチェックの幅が1センチだったのですが、同じ生地が見付からなかったので、チェックの幅が0.8センチのものを使っていたのです。そのため間隔が狭まってウッドビーズがもっと必要になってしまったのでした。しかし、このウッドビーズは近くのお店で手に入れたものではないため、足りない10個をすぐに補充することができませんでした。近くの手芸店の方と相談して、取り寄せしてもらうことにしました。1週間後、入荷。ちょっぴり色が違っていましたが気にならない程度だったので、なんとかスモッキングは完成。すごく楽しい作業だったので、またやってみたいです。
 次はパピーのアラビスを使って、ちょっとしたリボン刺しゅう。コードの幅が広いのでねじれないように刺すことが難しくて四苦八苦。自分だけの知識に限界を感じたので、リボン刺しゅうの本を借りてきました。

優しいリボン刺しゅう

優しいリボン刺しゅう

 基本的なリボン刺しゅうの刺し方を丁寧に解説している本です。本当に基本の刺し方しか実践していませんが、ほぉっと思えるテクニック。本を見てからねじれずに刺すことができるようになりました。この本のリボン刺しゅうは、本当にとても綺麗でいつか私もやってみたい!と思ってしまいました。小倉ゆき子先生はNHKの『おしゃれ工房』のテキストで拝見したのですが、着物の小物への刺しゅうもとても素敵でした。
 つぎは、たこ糸での刺しゅう。たこ糸を買ってきたのですが、なんと!針に糸が通らない!(太すぎて) 急遽、そのあたりにあった同じような太さの糸ということで、オーガニックコットンのサマーヤーンを使ってみました。こちらは針に糸が通ったので、そのまま採用。たこ糸よりも柔らかいので刺すのも楽でした。最後は毛糸刺しゅう。毛糸のもかもか感を出したくて、ゆったりめに刺しゅう。もっとすごく時間がかかると思っていたのですが、刺しゅう地始めたらあっという間に終わってしまい、もっと刺したい!と思えるほどでした。

 かばんに仕立てます。縫い合わせるだけなのでそんなに時間はかかりませんでしたが、ウッドビーズの際を縫うのがどきどきでした。ウッドビーズがひっかかりそうになってしまったりして、もっといい方法があったのかなといまでは思います。内袋と外袋は手縫いでしっかりと縫いつけて、口金に通すとできあがり! 実はDカンと口金をくっつける作業がものすごーく苦労していたりします。Dカンは本来、そのまま使うものなので、ものすごく丈夫にできていて、それをいったん開いてから閉じるのにはものすごいチカラが必要でした。私は自分ではチカラ不足だったため、家族のチカラも借りてようやく金具を入れることができました。
 新しい刺しゅうをいくつか刺すことができて、楽しい作品でした。刺しゅうも素材を変えるとまったく違った印象になってびっくり。お気に入りのかばんが出来たので、夏のおでかけも楽しくなりそうです。