中国GP決勝。

 決勝、雨でした。雨のレースは面白いときもあるのですが、今回のようにずーっと雨が降り続いていて、コースコンディションも変わることがないと、レースとして面白さが半減するんだなぁと思いました。
 まず、スタート。SCスタートだったので、F1で一番面白いスタートでの追い抜きが見られませんでした。9週目にようやくレーススタート。追い越しもあったのですが、とにかく水煙で見えない。いつどこにマシンがいるのか見えない。最終コーナーは特に難しくなっていたようで、多くのマシンがコースアウトしていました。中盤、トゥルーリクビサに追突されたため、かなりの破片が飛び散って、またもやSC。その再開後は、かなりレッドブルが速かったです。ブラウンと比べても1周当たり2秒ほど違っていたように思います。随分なマージンを築かれてしまいました。ウェーバーも速かったので、雨でのレッドブルはちょっと怖いなと思えました。レッドブルが1-2フィニッシュ、ベッテル、雨に強すぎです。ブラウンが3,4位。マクラーレンが5,6位と並びました。
 できれば、ドライコンディションで見たかったな。レッドブルよりも重かったブラウンがどんな作戦だったのかとか、アロンソがどんなバトルを繰り広げたのかとか、想像してみるとその方がどきどきしました。雨は雨で難しくて、ドライバーのみなさんの集中力も相当なものだと思われますが、水煙で見えないのが、一番じりじりしました。次のバーレーンは晴れることを願っています。