ウォルドルフ人形のお洋服 その10。

 3着目はピンクのチュニックワンピースとパンツのセット。今回作ったものの中で一番気に入っています。チュニックワンピースは、ラグランスリーブなのですが、前回作ったラグランスリーブのワンピース(id:nanayana:20080918)の型紙を使わずに、再度型紙から作り直しました。ワンピースは腕廻りが細めだったので、それを直そうとすると型紙から作り直すしかなかったのです。

ホビーラホビーレ ニーナの着せかえブック (セレクトBOOKS)

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 今回のラグランスリーブの型紙を作るのに参考にしたのは、ニーナのお洋服。ウォルドルフ人形とニーナはまったく大きさが違うのですが、お洋服作りに参考になることがたくさん書かれていました。デザインのヒントもたくさんあって、こういうお洋服が作りたいなというイメージがわきました。ニーナのラグランスリーブの型紙を2倍の大きさにしてから、ウォルドルフ人形用に調整して作ってみました。

 完成はこんな感じ。今回は首廻りはゴムを入れてあります。着脱しやすいかな?と疑問も感じているのですが、ゴムでも着替えが簡単にできるようだったら、首廻りにひもを通すよりずっと簡単なので、このやり方でいろいろ作りたいなと思います。チュニックワンピースの裾にも100円ショップで買ったレースをつけてみました。最後にリボンを縫い止めて、完成!と喜んでいたら、意外にあっさりしていたので、急遽ポケットを作ってみました。即席で作ったので、いい加減極まりない作り方でできています。



 パンツは麻地にレースをつけました。麻の柔らかいベージュの色合いは、このチュニックだけではなくて、これまでに作ったお洋服のどれとも組み合わせて使うことのできる万能色なので、着せ替えの幅も拡がるものと思います。昨日紹介したノースリーブブラウスやおとといのTシャツとも合わせることができそうです。パンツにつけたレースだけは、手芸店で買いました。
 5着作るのに丸2日かかりましたが、しつけするのも、ミシンをかけるのも、とても楽しい作業でした。ジャケットとスカートのセットが作りたいなと思っていたのですが、型紙を作り上げることができなかったので、秋に挑戦したいです。