エリック・ボンパール杯 女子ショート。

 浅田真央さんの今季初戦。なぜか、わたしが変に緊張してしまって、試合が始まる前(日本時間AM1:00)からどきどきしていました。あまりに緊張したので(ほんとになぜ?)、眠ってしまえとばかりにお布団に入りました。だけど、真央さんのショートが始まりそうな時間(日本時間AM4:00)になると、勝手に目が覚めました。どんだけ緊張してるんだ! しかも、私が緊張してもまったく意味がない! またもや、えいやっと寝てしまいましたが、やっぱりとっても気になってAM6:00に一度起きました。こんなに気になって仕方ないのなら、試合結果だけ見てから眠ろうと。ネットで検索したらすぐにわかったので、それから眠りました。たぶん、今日の夜もこんな感じでしょう。ただ、ただ応援してます。真央さんの笑顔がみたくて。
 今年のSPは「月の光」。静かな曲調の中で、真央さんの演技によって盛り上がりを付けなければならない難しいプログラムだと思いました。最初のコンビネーションジャンプのタイミングが合わず、次のルッツジャンプも2回転になってしまいましたが、スケートの滑らかさやステップの確かさ、そしてなによりスピンが綺麗でした。今季のスピンはいろんな工夫がこらしてあって、見たこともないようなスピンばかりでどきどきしました。曲の冒頭はひらひらと月の光の中を蝶が舞うように軽やかに始まります。本当に妖精が舞っているようでした。しとやかにじんわりと心の中を照らし出す光のようです。この中でジャンプが軽やかに決まってくると、本当に素敵なプログラムになりそうだなぁと思いました。
 真央さんの成長ぶりはそのスケーティングが証明していると思います。あんなに柔らかく美しく氷の上で自由自在に動けるなんて、それだけですごい。点数がでるまで不安そうな真央さんの隣で、タラソワコーチが大丈夫というようについていてくださったことが、本当に心強くみえました。