薔薇のない花屋 第3回。

 今回も謎な部分はあんまり増えてないですが、恋愛めいた関係は進んでいます。新しくわかったのは、やっぱり院長先生は雫の母の父だったことくらいかな。ポイントは「雫の母」であって「英治の妻」ではないところかなと思ったりしてます。
 素直に恋愛してるって雰囲気が逆に浮き上がって見えるドラマです。焼きもち焼いたり、わがまま言ったり、謝ってみたり。素直な言葉なんですけど、どれも美桜が演じている部分が入っていて、でも、本当はきっとそれが素な部分なんだろうなと思うんです。計算高い女性がそこまでしないと思う。素直に淋しくて、素直に追いかけてほしかったのだと思う。あそこまで、心をさらけ出してしまって、身体ごと預けてしまって怖くないのかなと思うくらい大胆な行動はとれそうもないなぁ。美桜が花びらを風に流している姿はあまりにも綺麗でした。
 英治はそのわがままを許していますが、本心がわからなくはあります。さすがに花びら差し出されたたら、ときめかない女性はいないってくらいのシュチュエーションでした。あれは、やられた。きゅんと、きた。
 次週はなにやら謎も動きそうかも。