のだめカンタービレ新春SP 第2夜。

 面白かったデス。私の中でしばらく、のだめ語が復活しそうなくらい。今日も朝から「むきゃー」と叫んでしまったくらい(笑)
 第2夜はのだめのコンセルヴァトワールでの授業開始。のだめの授業についていけない焦りは、なんとなく自分にも経験があることなので、嫌な汗。どんどん落ち込むのだめ。ドラマの展開としては中盤は落ち込むのがお約束ですが、私の気分ものだめとともに落ち込んで、ごろりと寝転がりながら見てました。シーンがクリスマスになって、寝転がりながらごそごそ。橋でキックするシーンになった途端に、むくっと起き上がり、しかも身を乗り出して、「いけ!のだめ」と声援(笑) そのあとは、のだめのテンションも戻ったので、私のテンションももとに戻り、くねくねでキラキラしてラストまで。
 古城コンサートのモーツァルトコスプレは意外にかわいかった。きらきら星変奏曲は最初の旋律がすごく有名だけど、後半の方は実は聞いたことがなくって、しかもモーツァルトだったとは知りませんでした。すごくかわいいキラキラした音が散りばめられている曲なんですね。ラヴェルは前日と同じ「道化師の朝の歌」。ラヴェルの曲ってさざめいてこぼれだす水滴とか光みたいな透明感があると思います。意外にのだめちゃんとラヴェルは相性がよさそうかも。
 黒木くんはあまり出番がありませんでしたが、オーボエ四重奏曲はよかった。オーボエの音ってあったかいですよね。そして黒木くんはなんといってものだめと千秋の距離を近づける当て馬になってくれました。黒木くんに自覚がないのも、なおよし。千秋が一人で妄想して、やきもち焼いて、突き放して、また戻ってきちゃっているのがいいのです。千秋さまともあろう人が、自分の気持ち持てあまし気味で、結局、自分からキスしちゃったり、抱きしめちゃったり、変態の森に進んじゃったりしてるのがいいんです。のだめと千秋の関係はお互いに二人でいても、一人でいるような気がするほどに遠い気もするし、世界中飛び回ってても一番最初に報告したいほどに近い気もする。ま、いろいろ一人で自己完結しすぎかなと。近づいたり離れたり、音楽へのアプローチも人間へのアプローチも難しいものです。
 のだめが弾いていた超絶技巧練習曲が聴きたくなって、おうちにあるCDをがさごそ探してみたのですが、なぜか「マゼッパ」だけ音源がなかった!なぜー!むきゃー!