グラニーバック2。

おとといの続き。刺繍が終わったので、早速、かばん作りに着手。まずは内袋を作りました。外袋と内袋は作り方が同じなので、まずは内袋で練習してから外袋を作った方が上手にできそうだと思ったのです。この鞄作りで一番大変なのはタック寄せだと思うのですが、最初は試行錯誤を繰り返していたので、一つのタックを寄せるのに30分くらいはかかっていました。タックは『仮ミシンで止める』と書いてあったのですが、ミシンが苦手なので、手縫いで仮止めしました。なんとか内袋が仕上がったので、外袋に。
 外袋は内袋でタックの寄せ方も練習していたので、スムーズにできました。この頃にはミシンにも慣れてきて、出来上がり線どおりに縫えるようになってきました。そして内袋と外袋を合わせます。またも仮止めは手縫いで。半返し縫いにしていたので、かなり丈夫に仮縫いできました。この仮縫いのおかげで、苦手にしているバイヤスもなんとか綺麗にできました。内袋も外袋もすごく丈夫な布を使ったので、バイヤスは大変でした。前回のトラベルポーチの失敗を糧にしっかりしつけすることを覚えましたし、今回はそれに輪をかけて慎重に縫うために、しつけのあとでバイヤスの縁をまつり縫いしてみました。これで、よれたりミシンを踏み外すことがなくなりました。ちゃんとした準備ののちにミシンでしっかりバイヤスを縫いつけたので、失敗はしませんでした。グラニーバックってこのバイヤスのところが綺麗にできないとかわいくないですものね。持ち手のところも同じくらいちゃんととしつけとまつり縫いの2本立てで準備してからミシン。私にしては綺麗に仕上がったかなと思います。
 かばんとして仕立てるのにはそんなに時間はかかりませんでした。というわけで、完成!! 刺繍をしている時間がやっぱり長かったかなぁ。あとはバイヤスの準備にかなり時間を費やしました。思っていたよりも大きなグラニーバックだったのですが、刺繍もそんなに大げさすぎずさっぱりとした感じにできあがってよかったです。作っていて思うのは、やっぱりしっかりとしたしつけは大事だということ。準備を万端にしておけば、ミシンの腕前が半人前でもそれなりにちゃんと出来上がるものです。ミシンにも慣れてきたので、次は自分のお洋服作りに挑戦します。どきどき。