ニットかばん。

完成です!! お裁縫マイブームに乗って、ちょっとづつ小物を作ってきましたが、とうとう大物に挑戦。ニットの鞄です。今年はニット地の鞄がちょっと流行しているのか、いろんなブランドのお店で見かけたので、この機会にと思って作ってみました。


手編みのバッグ

手編みのバッグ

 作り方はこの本で。実はこの本はちょっと上級向けなので、基本がわかっていない私にはちょっと難易度が高かったです。ニットを編むことは以前にセーターとマフラーを作っていたので、すいすいできたのですが、鞄にしかない部分が苦労しました。それは持ち手です。この持ち手をどうやって作ったらいいのかホントわからなくて、3回くらい編み直しました。本に載っているとおりにゲージ編んでみたところ、私が買ってきた鞄の「とって」芯の太さに全然あっていなくて、まず失敗。2回目はお手本どおりに模様編みするといまいち綺麗にできないので、ちょっとそこのところはお手本の模様を変更。3回目にしてやっと芯にあった模様編みをすることができました。
 鞄なのでニットの表に対して、裏地が必要なのですが、裏地はかわいいチェックです(写真には出てないですが)。裏地を作るのはとても楽しくて、お手本にはなかった内ポケットも作ってしまいました。ケイタイ入れは必須ですよね。裏地が出来上がった時点で、どんな完成品になるのか表地と裏地を合わせてみたのですが、ここで問題発覚。表のニット地はその模様のためか縮まってしまうのです。なので、出来上がり寸法よりも小さくなってしまってました。アイロンがけしてみたのですが、改善されなかったので、最終手段として、ニット地の中に大きめの本を入れてひっぱって延ばしてみました。なんとか、出来上がりサイズになりました(これでいいのかな)
 鞄の表のニットと裏地と取ってを作ったので、最後の仕上げはこの3つをくっつけなくてはなりません。お手本には『ミシンで縫い合わせます』としか書いてなかったのですが、私にはそれができるとは思えませんでした。なぜなら取ってがとても太かったから! これを貫通できるミシンは私の家にはありません。取っての芯の太さが書いてなかったので、お手本の「取って」よりも太くしてしまったのかも。仕方ないので、取ってを付ける部分だけを除いて、ミシンで裏地と表地をくっつけました。そのあとで、取ってだけを手縫いで付けました。これ以外の方法が考えられなかったのです。
 そんなこんなで、いろんな苦労を経てやっと完成です。初めて自分で作った鞄なので愛着があります。ニットの鞄を持つにはちょっと時期が早いので、秋が深まったら活躍させたいな。実はいろんなところが失敗してますが、自分で使うものなのでオッケー、オッケー(笑)