カナダGP決勝。
そろそろ優勝決まっちゃうんじゃないでしょうか。…なんて言いたくなるアロンソ快勝。まだ半分なんだけど、アロンソが勝つのはもう見飽きてきたので、誰か彼と競い合ってほしい。いまいち対抗馬らしい対抗馬が不在なのよね。キミにしてもミハエルにしても、まだ手が届かないといったところ。そのあとの4位以下は混戦を極めているけど、BMWが上向きで、HONDAが下向き。カナダのコースは壁が迫っているということもあって、プッシュしているときでも決してラインを外せないサーキットのようだ。今回のレースでもちょっと外れてしまったために、ダメになってしまったケースが多数。ラスト1週のあんなところで、やっちゃったキミはあれさえなければ2位は確実だっただろうし、入賞圏内に奇跡的にとどまっていたバトンもヘアピンの立ち上がりがあぁじゃなければ、もうちょっとしのげたかもしれない。ラルフにいたっては、何度もヘアピンの罠にかかってしまっていた。タイヤや柔らかくなったせいもあるのか、今年のグランプリはどこもレコードライン以外はすごいゴミだらけ。そのゴミにつっこんじゃうと数周をぱぁにするらしい。数㎝とかそういう世界なんだよね。F1って。そういうのをカナダGPではすごく感じさせられた。
ホンダは根本的な問題をかかえているらしく、カナダとアメリカはあまり期待しないで見ている。すごく走りは重い。エンジンとマシンのバランスがとれてないのかもなぁ。エンジンよくなったはずなのに速くないってことは。アグリF1は新車投入がドイツGPからになったらしい。このマシンでどの程度までいけるのか少しわくわくしてる。後半、もうちょっと優勝争いが混沌としてくれることを切に望む。