大阪ドーム25日後半。 

 長くなりすぎた25日の日記の続き。去年も書きすぎだと思ったけど、今年も書き始めるととまらない。怒濤の勢いで後半部分です。こんな日記誰が読むんだろうねぇ(笑)
 MC。年齢の話題から。光一さんが取材を受けた雑誌をペラペラめくっていると、街で見かけたイケメンというような特集のページがあったそうで、そこに映っている若者が光一さんよりも老けて見えたらしい。「まだまだ高校生役もいけると思うんだけどな。」…高校生役、いけますか…詰め襟とか着ちゃいますか…。剛さんが「それはあかん。」と一言。「見ている人は光一は27歳だと知っているわけでしょ。あぁ、この人27歳なのに高校生役…と思ってしまう時点でダメ。」「ドラマでもよくあるやん。女優さんが高校生の頃の回想シーンとかで、川原でベタなシーンとか。」それに違和感を感じるから、やっぱり高校生役はムリということらしいです。えー、私は見てみたいよ。「年相応にぴしっとね」と直立不動になる光一さん。「ようこそミサワホームへ」と剛さん。CMか何かだったかなぁ。どんなCMか覚えてない…。演技の話になったので、その前のMCで前フリしてあった「あとで」の話に。剛さんが二ノ宮さんと演技の話になり、「どういうふうに演技してますか?」との問いに「セリフを自分の言葉で言うようにすると自然に身体の動きが出てくる」と答えた剛さん。二ノ宮さんは演技指導のレッスンを受けたことがあって、その先生が海外の方でちょっとおかまっぽい感じだったらしい。剛さんのおねえ系の先生のマネもなぜか似合ってる。そして二ノ宮さんが何をするんだろう?と思っているとその先生がいきなり「サルになれ」と一言。お手本としてそのおかまっぽかった先生が急にサルの演技をし始め、「それがめっちゃサルやった」。もちろん二ノ宮さんたちもサルになり、そのあとは「キリンになれ」と言われて、「めっちゃゆっくり歩いて、こう葉っぱを食べたり、キリンの雰囲気を出す」演技をしたそうです。「ケジラミをとれ」とか言われてというシーンでは、光一さんと剛さんでケジラミをとってくれたりした!(会場沸き立つ) 「イノッチはいつもなにかくうてるけどね。」と光一さんはイノッチのマネをして、剛さんの周りの何かを食べる仕草。かわいいー。剛さんがここで提案。「SHOCKのオーディションでもこういうのやったら?」ここで剛さんのSHOCKオーディション小芝居が見れました。今回初めてオーディションを受ける新人役者さんとベテラン役者さんと光一さんの3役をこなします。「オーディションを受けるみんなが揃っているときに、光一が入っていって、しばらく考え込む仕草をして、いきなり『んー。じゃ、サルになってもらおうか。』と言う」新人はぽかんとしているんだけど、ベテランはすぐさまサルの演技を始める。「そういうのもいいんじゃないですか。」ものすごく生き生きした笑顔で剛さんが提案。「それ面白そうだ」と光一さんも同意。「それビデオとっておいて、俺めっちゃみたいから」との剛さんに、顔合わせのときにやろうかと光一さんが言ってましたが、もしやられるのならそれはそれですごい。
 で、話の流れからSHOCKのお話に。剛さんがこまかい日付まで完璧に覚えていてびっくりだったです。サントラの発売日とかDVDの発売日とか、光一さんはうろ覚えっぽかった(笑) こんど発売されるDVDの編集作業のお話があって、3分のシーンに8時間かけたとか。マネージャーさんが廊下のマッサージチェアで待っていて、もうそろそろかなと思って部屋に入っていったら、まだ同じシーンをやっていた…とのこと。こだわりの見える映像が楽しみ。剛さんはサントラの「戦車」が好きらしい。あとは「合戦」。すらすらと曲名がでてくるのがすごいよ、剛さん。SHOCKは今年で最後だという話になり、会場からわずかに「えー」。ちょっと小さかったので、「そういうことははっきり言わないといけないよ。」と剛さんの煽り(?)で会場からもう一度「えー」。光一さんはこういうとあとで怒られるかもと前置きしてから、30歳くらいで自作の舞台をしたら?というお話を前からジャニーさんにされていて、それが早ければ再来年ということなんだということでした。だから、今年で終わりとは思ってないとか。あとは大阪でSHOCKをして、帝劇で新しい演目ができればいいなというお話もしておられましたが、「実現する可能性は低い。」ということです。光一さんのプランはとても面白そうなのですが、光一さんのスケジュールとかいろいろ大丈夫なのかなぁ?と思ってしまうと、実現する可能性は低そうです。
 そしてこの公演のメイン話題。「シャーベット談義」が始まります。MAも呼んでのトークでものすごく長かったけど、すごく楽しいお話だったの。この楽しさを私の文章で表せるとは思わないんだけど、なんとなく雰囲気だけでも残せるといいなぁ。2階席は少しあったかめだったので、このお話を聞いてシャーベットが食べたくなったのは言うまでもないこと。帰りに買って食べたいと思っていたけど、その頃には身体が冷えていたし食べる気力も失ってた。事の始まりは昨日の公演のあとに行った焼き肉屋さん。光一さんが長瀬さんのチャリティーラジオに出演する電話をかけに言っている間に、事件は起こった。kinkiとMAが同じテーブルで後ろのテーブルに吉田健さんがいたみたい。剛さんと秋山さんがおとなりっぽかった。剛さんは焼き肉は6枚、ご飯3口(秋山さんのをちょっと食べた)、サンチュ2人を食べただけという状態(ジャニーズではサンチュは「人」で数えるようだ)で、早々とデザートを注文し始めた。メニューに載っていた「いちご姫」というネーミングにひかれて、苺のシャーベットを注文。苺の中をくりぬいて練乳を詰め、シャーベットにしたデザートで、苺のシャリシャリ感と練乳のトロトロがたのしめる一品。剛さんと秋山さんが注文して美味しかったので、他のMAのメンバーも注文したのだけど、それはとてもカチカチな「いちご姫」だった。屋良さんはそんな冷たい「いちご姫」をふーふーして食べていたそうで、それをみんなに見られていたたまれなくなったとか。「絶対他にもする人いますよ」と言い張っておられたけど、珍しい気がする。このあたりで「知覚過敏」で「シュミテクト」のお話があったかも。MAが「いちご姫」を食べているとき、剛さんと秋山さんは他のデザートを注文。お次は「桃のシャーベット」。これも桃のカタチのシャーベットで、フタが付いていたらしい。失礼のないように皮まで食べることにして、そんな桃のシャーベットのフタを焼き肉の網で焼くことに。固かったMAのいちご姫も焼くことに。これが焼いたら甘みが増しておいしかった!と剛さんの顔が輝く。でも、金網の間に入れて焼いた「いちご姫」はこげめの味がしたらしく、それはいまいちだったらしい。そんな桃のシャーベットのフタを焼いているときに光一さんが電話から帰ってきた。「フタが焼かれてる!」(笑) 焼きシャーベットに味をしめた剛さんは次のデザートを注文。お次は「メロンシャーベット」 これも皮までくうたれとおもったようで、焼いて皮を食べてみたがこの皮は「藁」の味がしたとのこと。「藁は食べたことないですけどね、藁のような味がした」とまずそう。それでも口の中にいれた皮の部分ははき出さずに飲み込まれたのだとか。メロンの皮は食べたいと思わないなぁ。ここまで来たらこの店のシャーベットを制覇することにした剛さん。最後の「林檎シャーベット」をラストオーダーで注文。残念ながら欠品だったのでシャーベット制覇はおあづけ。光一さんはみんなの試行錯誤の結果、「いちご姫」をあぶって食べるという技を駆使して、召し上がられたそうですが、味がどうというお話はなかったなぁ。ということで、この日のご飯はシャーベット代に相当の金額をつぎ込み、剛さんの人生始まって以来初めてこんなにシャーベットを食べた1日になったのでした。ちなみにトナリに座っていた秋山さんはちゃっかり、注文のときに2つにして注文し、同じものを完食したそうです。そういえば、剛さんが悩みに悩んで注文した一品「センマイ刺」が届いたときに、健さんと話していた剛さんよりも先にトナリにいた秋山さんが「せんまい刺」を食べてしまったのだとか。かなり悩んで決めた一品だけに、剛さんより先に食べるのはどうかと思いますが、秋山さんならなんでも許されそうだ。昨日のデザートが美味しかったので、今日の晩ご飯を食べにいく店のデザートを「制覇する」と言い切った剛さん。「今日はシャーベットで動いている」という剛さんに、光一さんは出てくる直前にバナナを食べていたとか。剛さんはデザートをデジカメに収めていたみたいで、「いちご姫」はいびつなカタチのいちご姫と通常のものと2つも写真に収めたそう。「ここに写真が出るといいのに」と大きいモニターを指さす光一さん。出してもいいけどつまらないよと剛さん。「シャーベットしか写してないから、誰かが写っているとかない」らしいです。写ってなくてもいいから見たい。剛さんが力説する「いちご姫」のお姿を拝見したい。剛さんが激写している写真を見てみたい。光一さんはケイタイカメラで秋山さんを撮っているみたいで、剛さんのトナリにいた秋山さんを光一さんが写しているときに剛さんは自分を映しているのかと思ったのだとか。光一さん撮影の秋山さんもみれないかなぁ。ケイタイで知らないおばさんに目の前10㎝くらいで写真を撮られてどうしようもなかったが、腹がたつというお話もありました。あとはアリーナの1列めのお客さんが双眼鏡を持っていて、いったい何をみているのかと思うというお話も。
 そして、剛さんのグレープフルーツ風呂のお話。蜜柑をストーブで焼いて食べるとおいしいというお話から、蜜柑風呂の話になり、剛さんはお風呂に入れて適度にぬるくなった蜜柑をむいて食べるらしい。「えー」と思ったのは私だけじゃなかったはずで、会場は批判的。光一さんも批判的。お風呂にいれた蜜柑でしょー。食べない、食べない(笑) そんな剛さんは蜜柑風呂がいいなら同じ柑橘系グレープフルーツをお風呂入れてみたらどかと思い立ち、3つくらいのグレープフルーツをお風呂にいれてみた(合宿所時代)。肌にもいいかなと思い、グレープフルーツでこすってみたりしていたが、なんとグレープフルーツの汁が肌の奥に突き刺さるように沁みてきて、いてもたってもいられなくなったらしい。とくに粘膜のところとかね。グレープフルーツ風呂はやってはいけないという剛さんのすごい体験談でした。柑橘系はちょっとしかお風呂にいれちゃダメなんですよね。エッセンシャルオイルも果実の純な成分を使っているからお風呂には3滴で適量だし、グレープフルーツ3個では刺激が強すぎたのかも。
 ということでながーいお話はやっと終わりになり、バンドの方が戻ってこられました。健さんに謝ってました。このお話の後に来たのが『雪白の月』。新曲のカップリングだから歌わないかなと思っていたのに歌ってくれるなんて。この曲がものすっごくよくて、シャーベットのお話でわきゃわきゃやっていたかわいいkinkiさんがあっという間に、すっかりオトナの表情になって歌い上げているんだもん。すごくハモリが綺麗で、この曲の歌とか声とか全部素敵で、もうなんか感動するくらいだった。泣きそうになりながら聞いていて、こんなに切なくて綺麗な曲だったかなって改めて思ってた。もう一度は聞けるのがうれしくてたまんない。ほんとすごく素敵でこのコンサートの中で一番は何って聞かれたら、私はすぐさま『雪白の月』を推します。次に『ボニバタ』これも見たかった曲の一つ。もう見たくて見たくてたまんなかった曲。この曲のフリが素敵で、なんだかもう覚えてらんない私の頭が悔しいんだけど、ほんとかっこよかったー。『恋涙』はイントロ聞くだけでもどきどきするなぁ。なんだろ、やっぱり特別な曲って気がする。
 『Anniversary』が終わって、お二人がはけるともう一度『WATER SCREEN』 幻想的なムードの中でダンサーさんとMAのダンス。この曲の終わりくらいのところで氷山の一角がまたもやぱかっと割れて、あっと驚くことに、そこに滝が!! それも水量がものすごいの。こんなにすごい水をステージで使うなんて思ってもみなかったのでびっくり。会場で『WATER SCREEN』が見れるのかなと思ってもみたけど、さすがにそれほどの勢いは出せないようです。そして、そのまま『ビロードの闇』この曲のイントロとともに踊り始めるkinkiが素敵すぎる。クリスマスカラーの赤のビロードのような光沢のあるスーツで、アイドルとはこうあるべきというようなお衣装。それで『ビロードの闇』の振り付けを踊ってくれているのだから、テンションは否応なしに高まります。お二人が手のひらを合わせるようなフリのところは、ちゃんと正面からカメラワークしてほしいの。とカメラさんに注文を付けたくなってしまいました。もいっかい『SNOW!×3』 雪ではなかったけど、銀のテープが舞い飛んでそれなりに冬っぽい演出だったです。そして意外にあっさりとラスト。
 アンコールは結構会場からの声は小さめだったかな。お話が長くなったのもあったのか、この頃からアリーナから退出される方が多くて、かなりバタバタした雰囲気になってきてました。そんな中でアンコールに答えてお二人登場。ラフなTシャツ姿の光一さんとパーカーのフードをかぶった剛さん。「初心に戻ってデビュー曲」『硝子の少年』 アンコールのおふたりは自然な雰囲気笑顔ですごく輝いて見えました。それになんだかもう、やたらにかわいい(笑) 『薄荷キャンディー』のあと『99%LIBERTY』 今回は2番まで歌ってくれました。やった。私はこの曲の2番の歌詞がすごく好きなので、1回目のときに2番まで歌ってくれなかったのが、すごく悲しかったの。光一さんの2番の出だしが聞けてよかったよー。アリーナをぐるっと廻っているときも、今回も光一さんはサービス満点でかなりタッチしてました。剛さんは堂々と歩いておられましたし。でも、上から見ているとアリーナの方が光一さんや剛さんが通る通路の方に大移動するのが見えて、ちょっとどきどきするのです。そんなふうに殺到して大丈夫なのかなぁ?と思うこともあります。うーん、私がアリーナにいたらやっぱり行ってしまうかもしれないけど。ここのとこは我慢しなきゃなんですよね。うん。ラストは感謝の言葉のあと、「よいシャーベットを」の剛さんの言葉でおしまいでした。最後も光一さんが剛さんを押し出すようなポーズをされて、はけていかれて、かわいかった。最後までかわいかった。
 メイントークが長かったのでそのあとの曲とアンコールまでがとても早く感じました。もうあっという間という感じ。剛さんの首筋と頬になにかわからないペインティングがあったのですが、ちょっと確認はできなかった。なんのときだったか忘れたのですが、秋山さんと剛さんがサイドステージで絡み合っていたのを見た。そういえば、秋山さんは光一さんに抱きつかれてもいたなぁ。光一さんがメンバー紹介のとき怪しげな腰のフリをしているのも、ツボだった。なんかもっといろいろツボがあった筈なのに、少しも思い出せないの(泣) 音としてはドームなので遅れて響いてくる反響音があって、聞きづらいときもありましたが、さっすがバンドのみなさん、素敵な音でした。アルバムとは違ったアレンジをされている曲も多くて、アルバムよりも心に響いてくる音が多かったです。心残りは『99%LIBERTY』のときの健さんのベースのいいとこを見るのを忘れていたこと。あぁ、悔やまれる。こんどこそ見るよ。選曲としてはシングルのカップリングが聞けてとても幸せ。『春雷』と『雪白の月』はお気に入りなのです。ただ、『駅までは同じ帰り道』がなかったのはちょっと淋しかった。たぶん、あの曲歌ってくれたら泣いちゃっていただろうし、そうならなくてよかったのかもしれない。でも、是非一度聞きたいです。聞いて胸きゅんvしたい(笑) いつもコンサートでチェックする照明については、大阪ドームは天井が段のついた円形だったので、照明のテンプレートはそんなに綺麗には映えなかったかも。『ダイヤモンド・ストーリー』のときの照明が一度に上がっていくシーンがお気に入りポイント。セットとしては水を使ったステージには驚かされました。ムービングステージは遠かったのでなんとも言えない。体験してみたいですが、アリーナじゃない私たちには指をくわえていることしかできない感じでしたねー。大阪のお客さまはもっと弾けた感じなのかなと勝手に想像していたのですが、とてもおとなしくてびっくりでした。もうちょっと「自分を表現」してもよかったかな。ちょっとそういうところでは、コンサートに参加するという積極性を表に出せなかった分だけ私的に不完全だったかなぁと反省。やる気は満々だったのに、空回りしてしまった。今度はラストだし、思い切って飛び跳ねるよー。ジャンプ、ジャンプー!