フランスGP決勝。 

 今回は佐藤琢磨さん、琢磨さんがものすっごく国際映像に写ってました。こんなに写ったのは日本GP意外では初めてではないだろうかと思うくらいです。今回は琢磨さんが4番手スタートという好位置からのスタートだったので、期待に胸を膨らませて見ていました。スタート直後にバリチェロに抜かれて5番手に交替。2番手のトゥルーリがめちゃめちゃ遅かったために3番手以降は数珠繋ぎ状態になっていました。琢磨さんは果敢に攻めてバリチェロを抜き、トゥルーリに挑みかかったのですが、惜しくもコースアウトで後退してしまいました。でも、久しぶりに琢磨さんの果敢が走りが見れました。やっぱりここぞというポイントでは攻めてほしいし、トゥルーリは確かに遅かったので抜かないとそれ以上上位は望めなかったですから、勝負に出て当然だったのだと思います。結果としてそれが順位を下げたとしても、やっぱりそれはレースですからそういうときもあります。なんだかやりきれなかったのは、小石を跳ねた車の後ろにいたために目の前が見えず、2度目のコースアウトをしてしまったときですね。あんなに見えなくなるものだとは思ってもみませんでした。ほんと危ないんだなぁ。アンラッキーな面もあって琢磨さんは入賞ならずの11位でした。予選順位がよかっただけにちょっと残念。でも、琢磨さんらしさが出た走りだったと思います。バトンが4位入賞を果たし、やっとBARにもポイントが入りました。が、いまだポイントないレーサーが琢磨さんだけというのは納得できない。むぅぅ。
 レースとしては先行逃げ切りをするっと決めたアロンソがトップ。アロンソは4位までを周回遅れにするくらいの楽勝ぶりでした。2位はキミ。キミはエンジン交換で10番手下がったにも関わらず2位。マクラーレンのマシンは今はほんと速すぎます。太刀打ちできるマシンはないでしょう。3位はミハエルでした。コンストラクターズもチャンピオンシップもルノーマクラーレンアロンソとキミの対決になってきましたね。現在のところ最下位のBARももうちょっと上がってほしいです。ミナルディより下というのはちょっと…。次は母国GPのイギリスです。今年もイギリスなんだかんだありましたが、開催ですね。楽しみ。頼みますよ。
 あと解説でちょっと話が出てましたが、来季のドライバーラインナップにも動きが出てくるようです。まず注目はバトン。バトンがBARを去るのか、としたらどこか、注目です。ウィリアムズは今はそんなにいいとは思えないし、どうなんですかねぇ。私は残ってほしいですよ。ほんと、バトンはBARにいてほしいです。