ブラジルGP決勝。 

 シーズンファイナルのブラジルGPです! はぁ、もうシーズンファイナルか…(モナコからしか見てないので実質半分しか見てない)ホント、早いです。さて、今回の見所はバリチェロが母国でどんな活躍をするのか、そして、BARが2位を守れるのか?!というところだったのですが、どちらも最高に良いわけではないけど、合格点といったところかなと思いました。小雨の中のスタートで、ルノーがドライタイヤ選択という話を伺ったときには、「こんな雨の中、何を考えているのだろう?」と思いましたが、結局は、それがルノーにとっては吉にでましたね。カケにも出てみるもんだ。BARはバトンがスタート直後に白煙を上げ、早々のリタイヤ…。かなり悲しい…。最初の数週はどのマシンもコントロールが難しそうでつるつる滑っていましたが、徐々に路面も乾いてドライの状況に。佐藤琢磨さんは終始5番手から6番手でした。最初はバリチェロに追い上げられ、追い上げられで、辛い辛い状況でした。結局、ミスからバリチェロに負い越されてしまったのですが、あの攻防は見応えがありました。そして、最終のピットを終えて出てきたときには、アロンソ、琢磨さん、ラルフ、ミハエルの4人がひしめき合う展開になってました。抜けるかなー、抜いてほしいなーと思っていたのですが、結局、ラルフに抜かれてしまいました…。あの4台の攻防もかなりわくわくしました。あそこで琢磨さんがアロンソを抜いて4位だったら、もう、最高のラストだったのですが…、ちょっと残念。でもあのメンバーの中でも堂々闘える琢磨さんの姿を見て、来年も楽しみだなぁと思わせてくださいました。トップはウィリアムズのモントーヤ。そして2位がキミ、3位にバリチェロ。ブラジルGPを見ていて思ったのは、やっぱりウィリアムズにしてもマクラーレンにしても、ほんと速くて安定したマシンなんですよね。それと比べるとBARには不安定さが見えるかなぁと思います。エンジントラブル多い気がしますし。BARは2位になったのですが、これはバトンの活躍とこの2つのチームの前半の調子のためだったのかなと思ったりもします。実力はどうかというとちょっと疑問だったりも。来年もこの2つのチームはすごいことになってそうなので、BAR、がんばってほしいです。マクラーレンなんて、キミとモントーヤのコンビなんですよね。すごいな、このコンビ。バトンと琢磨さんのコンビは、来年はもっとダブル入賞も、ダブル表彰台も見せてほしいなと思ってます。
 来年の規定の話を解説の方がされていましたが、あんまり細かいところは理解の範疇外としても、ピットは1回だけになるようです。かなり悲しい。ピット戦略ってもう、あんまりないってことなのでしょうか。その1回をどこで取るかにかかってくるのかな。タイヤの交換も見納めかと思うと…、ピットクルーの人員も削減?? 予選も日曜日の朝に2回目をして、午後に決勝というスケジュールのようです。鈴鹿方式になっちゃった(笑) 早くも来年が楽しみでなりません。来年はちゃんとシーズン通して観戦したいと思います。そして、もうちょっと勉強して、楽しみたいです。