レッドクリフ1
レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング
- 発売日: 2009/03/11
- メディア: DVD
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すごく見所が多い映画でした。登場人物が魅力的なのと、主人公級が複数いることが華やかさに繋がっていると思います。窮地に立たされたものが知略を持って、勝利に繋げるというのも王道だし、見ていてすかっとします。曹操が完全に悪役になっているのもわかりやすい構図。
たくさんの人物がいましたが、1に関して言えば、誰が一番目立っていたかというと周瑜でしょう。トニー・レオンだし、めちゃめちゃかっこいいです。次は趙雲がかっこよかった。私の三国志の知識というのは、すべてが子供の頃に見た「人形劇三国志」から来ているため、劉備、関羽、張飛、曹操、孫権くらいしか人物を知りません。なので、周瑜にしても趙雲にしても、こんな素晴らしい人もいたのかという驚きがありました。特に趙雲は関羽や張飛と並ぶ扱いなので、びっくりしてしまいました。
私の中でスーパーヒーローとして君臨している関羽さまはやっぱりかっこよかったです。なかなーか関羽さまが登場してくれないので、見逃したかと思って巻き戻しもしてしまったのですが、やきもきさせた分、かっこよく登場して、かっこよく決めてくださいました。あぁ、やっぱり関羽さまが一番です。映画の中ではちょっと扱いが微妙ですが、それでも存在感十分。むしろもっと活躍してほしかったです。子供の頃からちょっと渋いおじさまが好みだったようで、それは今も変わってなくて、人の底辺ってそんなものかもと思ってしまいました。
最大の見せ場である『九官八卦陣』は面白い戦法でした。目新しいし、大群は小分けにして撃破というのは、なんとなくわかるような気がします。一騎当千の言葉通り、技量の優れた者の活躍で勝利が左右する時代は見ていて華々しいです。続きが楽しみ。