夏のバック その1。
ハンドメイドバッグ―下田直子のNEEDLEWORK TIME
- 作者: 下田直子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
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まずは材料集めに半年くらいかかっています。必死に集めればすぐに手配できたのですが、イメージどおりの色を探すのに時間をかけてしまいました。本体の麻の生地や裏地は、いつも利用しているご近所の手芸屋さんがセールのときに買いそろえましたが、見付からなかったのが葉っぱのフェルト地とフェルトボールなんです。フェルトボールはとある手芸屋さんの閉店セールのときに偶然見付けて確保できました。最後まで探したのが葉っぱのフェルトの緑色。いろんな手芸屋さんを廻ってみたのですが、ぴんとくる色がなくって、結局は新宿のオカダヤさんで買いました。
さて、揃った材料で作り始め。最初はかばん本体を作ります。私はかばんの中がぐちゃぐちゃになってしまうので、本には書いてありませんでしたが、内側にケイタイポッケを作りました。裏地はちょっとかわいめのピンク系ストライプにしてみました。ポッケの部分も縦ストライプにできたらよかったのですが、布地が足りなかったので横ストライプです。
ちょっと難しかったのが、ギャザー寄せとあて布。写真はかばんの裏側なんですが、こんなふうにギャザーを寄せた上に当て布がついています。ギャザー寄せは手縫いでちくちくギャザーを寄せました。ミシンでのギャザー寄せが苦手なので、今回も手縫いギャザー。そのあとの当て布に苦労。ここにバックの持ち手もくっついていて、見た目よりもいろんなものがくっついている部分です。よく見なくても失敗はしていますが、それなりにはできたかなぁと思っています。裏地と表地の間にしっかりミシンがくるようにできたらよかったのですが、そんなにきちんとはできなかったです。
あと、失敗しているのは持ち手です。持ち手はほんとうはバイヤスで生地を裁たないといけなかったのですが、もったいなくて直線裁ちしたら、こんなふうにしわの寄る持ち手になってしまいました。やっぱりバイヤスはバイヤスで裁たないとダメなんですね。今後に生かしたいと思います。というわけで、かばん本体ができあがりました。作成時間は1日。このあとはかばんに飾り付けをします。続きは明日。