◆極端な恋愛論。

 ふと思うと、いつも私の恋愛は極端になにかが触れてしまうことが多かった。自分の気持ちの不安定さを、なんとか正常に保とうとしているのか、なんだか、ものすごく極端になる。全然優しくなんてしないし、自己中心的なのに、相手には自分をずっと思っていてほしい、やさしくしてほしいと一方的に考えていた。そして、それが感じられないなと思った瞬間に、なぜか攻撃的になるか、ものすごく距離をとるかの2つしか行動がなかったように思う。
 自分のことを一番に考えてほしい。でも、相手は仕事で忙しかったり、趣味で忙しかったりする。じゃあ、もう私のことなんていいんだよね。さよなら。・・・それくらいの極端さだったように思う。ほんとにめんどくさいやつだな。そんな女、誰が好きでいてくれるんだよ!と自分でつっこみたくもなるほどだ。
 今も基本的に根源は変わってないんだけど(笑)、ただ、そういう自分に気が付くことはできているから、あぁ、これは、ただ、淋しいよって言いたいだけなんだなって、自分で自分にわかってあげることはできる。淋しいって言えないから、攻撃したり、もっと殻にこもりたいと思う。素直に言えばいいのにね。そう思えるようになったのは、いいことなのか悪いことなのか。どちらにせよ、他の方に迷惑かけることはないようにしたい。