◆目まぐるしいトップ交代。

イギリスGP決勝

 ハミルトンが強すぎるサーキットで、ベッテルがやってくれました!
 予選もトップ3が大接戦。そこを、気力でポールだったハミルトン。スタートで、ベッテルのけりだしがよくて、前に出たのはすかっとした! その後のキミとハミルトンとの接触で、ハミルトンは最後尾あたりに落ちましたが、そこからのリカバーはすごかった。あんなに攻めた走りをしていたけど、最後までタイヤを持たせて第1スティントを長くひっぱれたのはすごいと思うし、それからのミディアムでのスティントもかなり速さがありました。あのままSCが導入されていなかったら、どうなっていたのかなと思いましたが、SCでまた順位が入れ替わって、ステイを選択したメルセデスと、タイヤを交換したフェラーリベッテルのボッタスを抜いたオーバーテイクはかなり、かっこよくて、わたしも思わずガッツポーズ! あの4台の攻防はヒヤヒヤもしたし、ワクワクもして、とても面白かったです。ライコネンもしっかり順位を上げて3位。ハミルトンのためのGPと言われているイギリスで、フェラーリがトップチェッカーはうれしかった。
 でも、あの1周目から2位まで順位を上げてきたハミルトンもすごいよね。やっぱりイギリスでのハミルトンは強さしかないなと思いました。優勝できなかった悔しさが大きいのか、インタビューは後回しになっていましたが、そこもハミルトンらしいといえば、そうかもしれない。ライコネンが自分のロックアップを誤っていたのは、潔いと思ったけど。
 この3連戦はフェラーリ寄りで終わったのは、いいことだ~。このままベッテルの母国GPも勢いに乗って、いっちゃってほしいな~!