◆ダメージリミテッドだったのか。

 今回もベッテルにとっても、キミにとってもいい結果にならず、とにかくハミルトンが速すぎるという感じのレースでした。
 スタートでボッタスを交わして、2位に上がったのはよかったのだけど、とにかくハミルトンにはついていけない。どんどん離されてしまって、かなりのスピード差を感じました。そして、なによりもタイヤが持たなかった。かなり早い段階でタイヤを履き替えなければならず、そのあとのミディアムタイヤに変えてからも、もたなかったというのが本当のところらしいです。でも、レース途中ではそんなことがわからず、ベッテルがバーチャルセフティカー中にタイヤを履き替えて、無駄に順位を落としたとしか思えませんでした。リアタイヤの消耗がかなり激しかったらしいんですけどね。ボッタスが最後まで持たせたのを見てしまうと、どうしてフェラーリにそれができなかったのか、かなり悲しく思えます。
 せっかく、開幕いい調子だったのに、自分から勝利を手放しているような感じのするフェラーリ。勝利をがっつりつかんで離さない。なんていい戦略考えたんだ!というような展開を期待します(うん・・・かなりの希望的観測だと、わかっているけど)。このままハミルトン独走では、あまりにおもしろくなさすぎじゃないか。頼みます!