◆家族と親友と。

 久しぶりに親友に会った。ほんとにひさしぶりだったけど、変わらず元気でいる彼女。いろいろ話をしていくと、いろんな変化があるようで、わたしにとっては想像もできなくて、相談事になにか気が利いたことさえ言えなかったけれど、でも、なんだろう、ずっと一緒にいるんだってことだけでも、伝わっていたらいいな。きっと、私も彼女も周りの状況がどんなに変わっていっても、どんなに年をとったとしても、きっと、こんなふうに気を許しあって話していけるのだと思う。ケンカして口きかなかったときもあるし、大笑いしたこともあるし、なんか、いろんな感情を共にしてきたから、多少のことではもう揺るがない気がするのと、そして、今は少し距離があるから、だから、お互いに相手を思いやって話せる気がするんだ。
 私に悩みがないということはないけど、でも、今は彼女が抱えているものの方が大きく思えた。今は私が彼女の気持ちを受け止めてあげたい。そういいつつも、私もいろいろ頼ってしまっているんだけどね。だから、また、話そう。