◆ALL CLEAR。

 坂本真綾さんのALL CLEAR 大阪公演2日目に参加してきました。インスタで、CLAMP先生も来られていたような写真が上がっていたので、うひょー、なんだかそんな予感してたんですけど(途中のMCで「CCさくら」のOPへの感謝の言葉があったので)、先生方とすれ違いたかった(もはやなにが目的なのか・・・)です。
 ツアー中のため、以下ネタバレのため閉じておきます。
 今回、アルバムあってのツアーではなかったので、シングル以外の曲は真綾さんが今歌いたい曲を選曲したとあって、かなり意表を突く構成です。わたしは個人的に、セットリストをみて、予習していった方が楽しめると思いました。私は未予習で次になにくるかわからない状態で行ってしまい、結構後悔しました。もう、ほとんどうろ覚えと、直近のシングルすぎてちゃんと覚えていない曲(笑) もっと予習すべきだった!

 20周年を終えて、また新しくテイクオフするという演出で、離陸~! どこまでもつれていって、思い描いたセットリストとは外れまくっていても、真綾さんの描く世界がみたい。真綾さんが楽しければ、もうそれで完成した世界なんだ。
1 プラチナ(5thシングル)
 1曲目、プラチナ! まじに、初手、天元!くらいのどかーん! テンション高まるでしょ、。高まらないわけないでしょ! 私はもういきなりトップに入りました。うきうきです。でも、意外に会場は心の中で高まっている系なのか、最後列から見た感じ、高まっている様子は見受けられませんでした。
2 走る(2ndアルバム)
 かなり懐かしいのきた。アルバムのときとは年齢重ねているから、かわいらしさよりものびやかさとか自由を感じる歌い方になっていて、今回のツアータイトルとも合っている1曲。
3 ハニー・カム(夕凪LOOP
 真綾さんは2曲目よりも懐かしいと言っていました。披露するのが久しぶりなのかも?? バンドアレンジなので、イントロではぱっと思いつかない。これがまた、今の真綾さんだとかわいいけど、オトナなんだ。どっちかというと、男の子を見守るおねーさん系な感じ。
4 24(5thシングルc/w)
 全編英語。さすがに歌詞はうろうろうろ~っと覚え。ギターの音が軽快。
5 夜(少年アリス
 この前の曲からの振り幅の広さについていけなくなりそう。マイナーコードが心地いいけど、サビはもっとバックの音があってもよかったかなと個人的に。真綾さんの声の盛り上がりがすごかったので、もっと行っちゃってもよかった。真綾さんの幅がすごすぎるんだよ。
6 マメシバ(Lucy)
 マメシバきたー! ギターイントロから私の中で盛り上がる~! なんだろう、この曲は歌詞がするっと思い出せた。久しぶりに聞いたのに、歌詞が全部わかるって、わたし、どんだけこの曲が好きなんだ(笑)
7 レコード(CLEAR c/w)
 初聞(すみません)。でも、すごく心地いい曲でした。ちゃんと聞きます~。
 ここから座ってゆったりゾーン。
8 光の中へ(ハチポチ)
 この曲を今、真綾が歌うとこんなに透明で、声が染み渡っていくんだなって思った。この曲がたぶん、このセットリストの中で一番、印象が違って聞こえた曲。ものすごく声の広がりがすごかった。
9 美しい人(You can't catch me)
 最初の入りがコーラスなしだったのが、もうインパクト大。サビの高音がもうあまりに綺麗すぎて、もう眠るしかない(笑)
10 奇跡の海(3rdシングル)
 この民族音楽感が菅野×まーやって感じ。ファン人気が強いと本人談。
11 ロードムービー(FOLLOWMEUP)
 このあたりから眠気もきますよね。ちなみに私の前の人は眠っていました。この高音の抜け加減が心地よすぎます。
12 夜明けのオクターブ(演奏)
 かわいい演奏で和み。衣装替え。
13 Million Clouds
14 ロマーシカ
 あまんちゅエリア。海がテーマなので、さわやかで広がりが感じられる心地よさ。
15 ヘミソフィア
 この曲、好きすぎる。この曲のような急上昇を歌いあげられるところがすごいし、真綾の曲の好きすぎるところ。サビのリズムのとりかたの難しさよ。ただ、このあまんちゅエリアからの振り幅も大きくて、観客には衝撃的か。
16 逆光
 ライブ映えする曲です。ものすごいサビへの急上昇。わたしが思う真綾の真骨頂がここににあるような曲。
17 色彩→トライアングラー→Be mine!→tune the rainbow→指輪→幸せについて私が知っている5つの方法→マジックナンバー
 今回のライブの大盛り上がりポイント。最後列観測では、トライアングラーになった途端、会場の温度が上がったのがわかった。そして、次でもっと盛り上がり、一旦落ち着いて、指輪でしっとししたあとに、マジックナンバーでもっとも弾けたね! マジックナンバーが聴けたらいいなと思っていたから、私ももちろん弾けた!
18 CLEAR(最新シングル)
 もう盛り上がるしかないね。でも、なぜだろう、私の中ではいろんなものが思い出されて、逆に泣きそうになっていた。カードキャプターさくらのために、なかよしを買っていたこととか、「絶対大丈夫だよ」の魔法とか、それがもう20年前なのかって、その20年が凝縮された今なのかって、なんだかぐちゃぐちゃと。でも、「できるよね」が私の肩をたたいたような気もしたんだ。
19 三日月(ドリカムさんカバー)
 この曲を選曲した理由の家族の話とともに。難しい曲だなぁ。
20 カザミドリ
 ふんわりした春のやさしさが今の季節にぴったり。たぶんこの柔らかさを身に着けているのが、今の真綾さんの強さなんだろうと思う。
21 ハロー、ハロー
 新曲。サビはすぐに覚えられる振りがついているので、一緒に手を振ろう。
22 シンガーソングライター
 正直、「ポケ空」がなくなるとは思ってなくて、これが新しいスタートなのかと思った。それが一番衝撃的で、でも、次の「ポケ空」ポジションはこの曲でしかないなと思っていたから、それはすんなり納得できた。

 私は一度も真綾さんのFCに入ったこともなく、でも、そのわりに最初のライブから参加していて。でも、休日に大阪に来てくださったときに参加するくらいで、東京まではいかないという中途半端なファン。今回も女性も男性もいろんな年齢の方がおられました。真綾さんファンは、内に秘める系の方が多いように思います。わたしもあんまり外に感情を出さない派なのですが、それでも、私は真綾さんファンの中だと出している方になってしまうかも。真綾さんの歌をすごく楽しんだという気持ちで、満タンになっているのですが、もうちょっとだけ、一緒の時間を共有できている会場の一体感があったら、もっと楽しいだろうって思っちゃってます。今回も、やっぱりそれを感じてしまった。
 うん。もう、次のライブのときは、私は振り切ることにする。そのためにも予習は必要だ!