◆チャンピオン決定。

メキシコGP決勝

 ハミルトンのチャンピオンが決定しました。さすがにあんな形でとは誰も思ってなかったとは思うけど。
 予選はフェルスタッペンがものすごく速くて、だけど、最後の最後であわせてきたのはベッテルでした。パープル3本揃えた集中力には脱帽。
 スタートの1周がすべてでした。フェルスタッペンとベッテルが接触して、ベッテルはハミルトンとも接触。ベッテルはフロントの破損、ハミルトンはパンク。ということで2人が後方に大きく下がってしまい、フェルスタッペンの独走態勢。ベッテルは少しづつ順位を上げていって、結局4位まで戻ってきたのですが、ハミルトンはそんなに無理をしない走り方をしていたように思いました。それだけの余裕があったというか、点差がありますしね。そしてワールドチャンピオンが決定しました。
 今年の開幕はフェラーリベッテルがとったので、だからこそ、フェラーリメルセデスの対決構図になって面白かったのですが、終盤のフェラーリの信頼性の問題がチャンピオンシップからは遠のかせたように思います。すべては鈴鹿だったかもな。昨年も鈴鹿での勝利がロズベルグにとっての決定打でした。そう思うと、カレンダー上での鈴鹿の位置はすごく重要なんだと思いました。ハミルトンはいろんな記録を塗り替え、予選ではものすごく速いですし、決勝でも昨年までのスタートミスもなくなり、余裕がありました。いまは最強なのかもしれないな。だけど、1強ではつまらない。やっぱりライバルあってのF1なので、来年、また構図が変わるように、これから先の2戦でフェラーリはなにか掴み取ってほしいと思います。
 メキシコのスタンドエリアのレイアウトがすごく好きだし、あの表彰台に立つのってものすごく気持ちいいんだろうなぁ。あの帽子をかぶって、表彰台に立ってほしかったというのが、素直な気持ちです。でも、ハミルトンはほんとにすごかったから、チャンピオンに祝福を。