◆SMAP年内で解散。

 SMAP解散の記事が出て、なんだかそんなような気はしていたものの、それが現実になって突きつけられると信じられなくて、そういうことがあるんだとそれを最初に思いました。私にとってはSMAP光GENJIの弟分で、KinKiKidsの先輩という立場で、思い入れが特に深いグループというわけではありませんでしたが、ジャニーズの先輩格として、あんなふうに年を経てもグループとして存続していけるのだという一つの証でもありました。
 だから、解散ということが告げられたときに、「あぁ、KinKiにもそういうときがくる可能性があるってことなんだ」って思ってしまったのです。これまで、解散説なんて笑って過ごしていたのですが、それも笑っていることができないような状況がくる可能性がある。そう思ったら、いつまでも続くと思っていた、KinKiの活動が途切れるということを突きつけられた気がして、すごく怖くなったのです。これまで、彼らの活動はファンがついていけば、ずっと続いていくものだと思っていたので、私のようなあまり貢献していないファンであっても、1年に1回、コンサートを楽しんだり、たまには舞台やソロコンに行ったり、歌番組を楽しみにしたりといった形で、ゆるゆると続けていけるものだと思っていたのです。私の気持ちが離れない限り、消えたりはしないんだと勝手に思っていた。だから、今回の結論をみたときに、すごくショックだったのだと思います。なんだか、おじいさんになっても、アイドルを続けてくれるって、なんとなく思い込んでしまっていたのかも。
 限りある活動だと知ったら、なんだかそれを漫然と楽しんでいたことがもったいなく思えてしまって。もっと、いろんなことを大切にしないといけないんだろうと、今更ながらに思ったりしているのです。本当の意味での解散というものに衝撃を受けたわけではなくて、それから波及する可能性に衝撃を受けていること自体、SMAPファンのみなさまに申し訳なく思うのですが、私の気持ちはそんな感じです。