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◆表彰台は気持ちよく。

F1

イギリスGP決勝

 今回もかなりもやもやした終わり方になってしまった。フリー走行や予選をみていても、ハミルトンが今回は速いことがわかっていたので、きっちり2位をキープすることが、今回のニコ・ロズベルグの目標になるんだろうなと思っていました。チャンスがあるとしたら、スタート。そこでとにかく前に出て、少しでもハミルトンを追い詰めることができれば、なんとかなることもあるかも。くらいに思っていました。雨になってしまったので、レースがSC先導でスタートすることになり、こうなると唯一のチャンスもなくなってしまったので、あとはきっちりマシンをコースにとどめて、2位という結果を持ってくるだけだと思い直しました。
 予想はちょっとしていたのですが、ダウンフォースの大きなレッドブルのマシンは雨には強くて、フェルスタッペンに追い回される結果に。ハミルトンと大きな差になってしまったのは、ロズベルグが雨がそんなに得意ではないということなのかもしれませんが、これまでにそんなこと感じたこともなかったので、どうなんだろう。
 コースがドライに移っていくとロズベルグにも速さが見られるようになり、フェルスタッペンのガードにてこずったものの、なんとかパスすることができました。一発で抜くことができないことが多いニコですが、ここはしっかり決めて、2位に戻ることができました。タイヤが最後までもつのかなと思っていましたが、ファステストも出していい感じで、残り数周といったところで、突然のギアボックストラブル。ここで問題の無線が飛んだのですが、このあたり、どうなんだろう。私としては無線でのドライバーアシスト禁止自体が無意味なことだと思っているので、今回のペナルティも形骸化しているように思ってしまいました。なんとか最後の最後まで走ってくれて、レース結果としては2位を守ったロズベルグ、今回のレースはこれが最高の結果だとは思っています。
 審議の結果10秒が課され、3位になってしまいましたが、このあたりはもう審議の結果だから、何とも言えないな。ロズベルグに非はないし、あるとしたらチームの問題になるから、ドライバーのポイントに制裁を課さずに、チームのポイントに制裁を課せばいいのではと思ってしまうくらい。
 それもあって、表彰台のロズベルグへのブーイングが悲しくてたまらない。きっと、これは前回のオーストリアでハミルトンとやりあってしまって、ハミルトンがブーイングを受けたことに対する、ハミルトンファンの逆襲なんだろうけど、そんなふうにいがみ合うことに意味はないし、表彰台の雰囲気がとても悪くなる。ハミルトンがたしなめたけど、ブーイングは収まらなかった。大人げない。
 メルセデスのファクトリーもあるので、イギリスはチームとして第2の母国グランプリだと思っているんだけど、それでもこの雰囲気なのか。メルセデスのドライバーの2人を讃えようという雰囲気じゃないんだって、かなり悲しかった。ドイツでまたこんなことが起こったら、本当にF1ファンとして悲しくなるなぁ。
 前回のことはまだしも、今回のことでロズベルグに非はないし、それでも、なぜかロズベルグを批判する人が多くて悲しい。もうなんにがなんでも、ワールドチャンピオンになってほしい。もう、こうなったら結果しかないよ!