◆天龍八部~新版~ 第43話~54話まで。

 天龍八部完結しました。新版はストーリーも変わっている気がする(うろ覚えだけど)。
 43話~44話 お父さんたちの話終了。いきなり回心したお父さんたちは仏門に入ってしまうという衝撃展開。意味深に暗躍していたわりに引き際が潔すぎる。納得いかない慕容復が執念深すぎ。
 45話~48話 虚竹の夢姑に巡り合える、西夏の婿取り。このあたり、蕭峯兄さんでてきません。別ユニットでの撮影なのか。謎かけがじれったくもあり、結構あっさりでもあり、二人がラブラブになりました。枯井戸に突き落とされる段誉と語嫣。このあたりでは二人もくっつくのかなと思ったのですが、そうでもなかったですね。
 49話~50話 段正淳の女性問題に方が付く話。段誉の本当の父が段延慶だということも明かされますが、かなり強引に両親がどんどん死んで行ってしまうという展開に。かなり登場人物を殺しすぎなんじゃないかと思う。
 51話~54話 阿紫は荘聚賢の目をもらって見えるようになるというとんでも展開。最後まで悪女っぷりを発揮してくれて好きになれないようになっていました。ようやく蕭峯登場。遼と宋の戦いを回避しようと願い出て、牢に閉じ込められてしまった蕭峯をみんなで助けにいき、蕭峯が命をかけて戦いをとめて自害して終焉。またもや、まったくの救いのない展開。どうして毎回主人公に救いがないんだろう。蕭峯は最初から最後まで強すぎたというのもあり、ずっと悩んでいた役どころでした。
 慕容復は気がふれてしまい皇帝になったものと思い込み、そんな彼でも愛しているという語嫣と結婚することになっていました。最後の最後で化けるかと思っていたのですが、最後まで慕容復は脇役でしかなかったです。
 民族の違いがあって、戦いがあって、平和になってほしいと願う。それを一人の人がすべて受け止めてしまったらこうなりますよ、どんなに人格者であってもできないこともありますよという感じに私は受け止めました。武侠ドラマは新しいものがあまりでてこないので、しばらくお休みかも。