◆タラ・ダンカンシリーズ(完結)
このブログに辿りつく方の検索が、かなり多い「タラ・ダンカンシリーズ」 完結していたにも関わらず、まだ、読んでなかったので、最後まで書かないといけないと思って一念発起。12年かけてようやく完結です。
≪これまでのおさらい≫
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- 作者: ソフィー・オドゥワン=マミコニアン,山本知子,加藤かおり
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: 単行本
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今回も展開がかなり早いです。悪魔との戦いも一応決着して、次が最終巻。タラの恋もたぶん、カルで決定かな。最後の最後で、カルを選んだことを明言していたし、今回もカルにはいい出番がたくさんありましたしね。タラをいさめたり、一緒な布団で眠ったり、タラを救ったのもカルだし。ロバンはエルフ式にタラを共有してもいいと言ったり、別の女の子に興味を抱いたりもしていたので、ロバンと復縁ということはなさそうですが。今回登場した悪魔の王女「サンヘクシア」とエレアノア(幽霊)とのコンビがなかなかよかったです。勝気で颯爽としてて。とうとう、次が最終巻。彗星との和解(?)と閉じ込められている悪魔の魂の解放になるとは思うのですが、リスベス女王の結婚式や、セレンバの妊娠もありますね。どうなって、終わるのかな。
- 作者: ソフィー・オドゥワン=マミコニアン,山本知子,加藤かおり
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- 発売日: 2015/08/07
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リスベスの元夫が生きて現れたことで多少混乱もあり。
- 作者: ソフィー・オドゥワン=マミコニアン,山本知子,加藤かおり
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タラたちが活躍して終わるわけではなく、超法規的な「生きている石」によって眠っている間に解決してしまったという、とんでもない終わり方だった。戦いの中にもそれぞれの恋愛模様が描かれ、今回はロバンが新たにサエルと出会って恋をする。マラもアルカンジェとの恋をスタートさせたり、リスベスも結婚したり。戦いばかりじゃないのもこのシリーズらしいなと思う。最後はタラとカルの結ばれる夜。最後までカルを選んでくれてよかった! 最初はやんちゃに書かれていたカルだけど、12巻の表紙のカルはかなりかっこよくなっていたしね。タラもとんでもない女の子というよりは、普通を貫いていたところがよかったのかも。なんとなく、今後につながりそうなかんじで、マジスターの正体がわからないままだったり、生きている枝という仲間の存在をさらっと明かされたりしていました。
このまま終わるのもいいと思うけど、また番外編として会えることもあるのかな。12年間は長かったですが、ようやく完結でした!