◆漫勉。

 NHK教育さんで放送されていた、「浦沢直樹の漫勉」。お正月に再放送していたので、ちらっとみたら、すごく面白くて4人分とも見てしまいました。シーズン0も再放送してくれないかなぁ?
 漫画は本当にちらっと描いてみたことがある程度なのですが、製作現場が見れるのは本当に新鮮。ペン先の動かし方とかホワイトの使い方とか、アシスタントさんとの関係とかすごく興味がわきました。青年誌の方が多いからか、かぶらペンやGペンでペン入れしている方が多かったですし、なによりもペンじゃないもので書いてもいいんだなと思いました。マジックやミリペンでもいいんですね~。ペンには最後まで慣れませんでしたが、ミリペンならかける気もするなぁ。でも、すっとしたメリハリをだそうとするとペンの方がいいんでしょうね。ペンじゃないとダメという固定観念から離れたら、絵を描くというのも楽しめそうな気がしてきました。
 もう1つ、ホワイトを使ってもいいんだなと。トーンを貼るのがムラになるのかなと思って、なるべくホワイトを使わない方がいいのかと思ってきましたが、そんなこともないようです。薄墨だって使えるみたいだし、漫画の世界って表現方法がもっともっと広がっているのかなと思いました。
 表情を出すための、まゆ毛や目の書き方、そして決定的なデッサン力が漫画には必要なんだと思いました。それにしても、漫画家さん一人に対して、アシスタントさんがすごく多い。アシスタントさんはどうやって食べていっているのだろうと、すごくそれが気になり始めました。背景描いているところとかもみてみたいな。