◆屈辱は終わった。

 スペインGP、ニコ・ロズベルグがポール・トゥ・ウィン!! ひゃっほう!
 これまでなんだか、もやもやとハミルトン最強説を唱えられてきたので、このあたりで一矢報いたいと思っていたところ、この完勝! うれしくてうれしくて。
 なんといってもやっぱり予選でポールをとれたことが大きい。しかも、しっかりとした差を保ってポールだったのは、俄然、私のやる気も掻き立てた。スタートはほんとうにしっかり決まって、これ以上ないくらいのスタートだったので、ほっとした。ハミルトンがホイルスピンして3位になったから、またもや安心。このあとはどんなことになろうとも、ずっとしっかりしたギャップのもとにずっと1位を保ち続けられたから、本当に安心して別のマシンのバトルを楽しめたレースでした。ハミルトンとベッテルのバトルや、ボッタスとライコネンのバトルは見ていて楽しかった。ロズベルグが当事者ではないということだけで、ハラハラせずにいられるのはありがたい。
 ここで1位だったのはこれからのヨーロッパラウンドでも大きいよね。次はモナコだし、予選重視でいけば、2年連続もありえるし(川合さんが意味ありげに昨年の予選のことを話していたけど、いまでもあれはインシデントだったと私は信じている)、これをターニングポイントにしてほしいなと思うのです。なんせあのままハミルトンに突っ走られても、F1のチャンピオンシップが面白くなるわけない。今の状態ではハミルトンに立ち向かえるのはロズベルグしかいないわけで(マシン性能上)、がんばってもらうしかない。
 とにかく、久しぶりの勝利! うれしい!