◆神様のカルテ2

 ハーダンガー刺繍は適度に気を散らさないと滅入ってしまい、逆に進みが遅くなるので、刺しゅうしながら映画鑑賞。いままで気になっていたけれど、見る時間がなかったものをちょこちょこ見ています。
 宮崎あおいさんが気になってたまらなかった「神様のカルテ2」を見ました。今回は夫婦や家族とは何かという明確なテーマを打ち出していたので、わかりやすかったです。地域医療や医師確保の問題になってしまうと、私には共有することのできない境域のような気がしてしまって。
 とても大変な世界を描いているなかで、榛名の存在は一層清涼感がありました。「いちさん」という声だけでも癒される感じ。この人がいるから栗原先生はがんばれるんだなぁとあっさりわからせてしまうほどの説得力があります。原作と違って、ハルが妊娠しているという設定なので、その分より強く家族というものを意識させられるものになっていました。
 夫婦のカタチはいろいろあって、どれが正しいとか間違いっていうことはないと思うのですが、とにかくお互いを思いやる気持ちがあれば、大丈夫ってそんな気がしました。長野旅行で巡ったところが出てくるかなぁと期待していたのですが、三柱神社しかわかりませんでした。苦労して歩いた美ヶ原高原はほんとに大雪原しか映ってなかった。だから、嵐ファンでもロケ地めぐりで行かないんだと、勝手に納得(笑)