◆もう崖っぷちなんですか?

中国GP

 予選の0.04秒差がすべてを決めたのかなと思えた今回のレース。ニコ・ロズベルグは今回も2位でした。しかも、その立場さえも危うくなるところだった…。
 ニコに勝機があるとすると、やっぱり予選でハミルトンよりも前にいること。これしかないんだと、今年も思いました。タイヤのマネジメント等において昨年と違うところもなく、とにかく前にいなきゃ戦いにもならないということがわかりました。
 今回の第2スティントでハミルトンが故意にスローペースにしていたのかどうかわからないですけど、そういう意図もあったのかもと思ってしまっても仕方ないとは思えました。だって、ニコがピットに入ってからのペースがむちゃくちゃ速すぎてそのせいでピット後のタイム差は6秒までに開いていたんだから。あんなに速く走れるなら、もうちょっと前からそうしていたんじゃないかって思われても仕方ないですよね。まぁ。ハミルトンを抜くだけの速さはニコにもなかったわけで、そのあたり無理をしなかったニコが難癖つけていると思われても、それはそれで一つの見方だとは思うんですけどね。
 今年も3戦目であっさりとバトルモードになってしまったのかと、ハミルトンも疑わしいことしなきゃいいのにと思ってしまいました。ここで勝ってほしいなと思っていましたが、まぁ、仕方ない。バーレーンでがんばるしか、ハミルトンにも波はあるはず、いまはきっちりポイントを重ねて機会をうかがうべき!