中国GP。

 F1でも中国クオリティが発揮されるとは思ってなかったです。56周レースのところが1周早くチェッカーフラッグが振られてしまったらしい…。最終週で順位が変動したのは、ケータハムの小林さんだけ! 小林さんが追い上げていることを解説の方の話で聴いて、タイミングモニターで確認していたから、最後の最後で抜いて「やったね!」って思っていたのに、あの興奮はなんだったの??
 さて、レースはニコ・ロズベルグオーバーテイクがみられたことが一番よかったのですが、でも、よくない。ニコが戦っているのは、たった一人ハミルトンなのです。ハミルトンとの差が18秒というのは、完敗したということです。
 まず、予選がダメでした。雨の予選だったのもあるのですが、Q3の2回のアタックともよいラップではなかった。特に最後は最終コーナーでスピンしてしまっていたし。予選4番手ではハミルトンに追いつくのは難しいことです。そして、スタートもクラッチが違っていたようで、うまくいかなくて後退。ボッタスとの接触はヒヤヒヤした!こんなところでリタイヤなんて嫌だ。マシンにダメージがなかったのでほっとしました。
 第1スティントではヒュルケンベルグ、マッサを抜いて5番手に。ピットの感にリカルドを抜いて4番手。第2スティントは速さもありました! ベッテルと8秒あった差がぐんぐん詰まって、あっさりオーバーテイク。第3スティントではアロンソをストレートのスピード差で抜いて2位に。このあたりはタイミングモニターでラップを見ているのが楽しかった! しっかり2位に入れはしたのですが、ポイントリーダーだけど4点しかない! 次はしっかり予選を決めないとダメですね。
 今回はリカルドとベッテルにまたもやチームオーダーがでたことと、マッサがあんなにいいスタートを決めたのに、ピット作業のミスで脱落したことと、そしてなによりもチェッカーフラッグミスが印象に残りました。
 そして、テレメトリーが故障しているとレースとして辛くなるんだなとわかりました。ニコが数字を読まされているときのイライラっぷりがすごかった。