バーレーンGP。

 SCが入った時点で、これはニコ・ロズベルグが優勝だ!と確信したのに、くぅぅ〜!ハミルトンを抜けなかった!悔しい!悔しすぎる〜! なんといっても、マシンを降りてからのニコの行動に悔しさが現れていたと思う。まずはちゃんとハミルトンをたたえたのだけれど、そのあとも後ろから抱きついたり、軽くたたいたりしていたのは、相当悔しかったんだろうな。顔が笑顔だったけれども。今はあんなふうにお互いに讃えあいながら、ぽこぽこできているんだから二人の関係はいいのだと思う。これが今シーズンどこまで続くのかは怪しいと思ってしまうのだけれど。でも、あの表彰台を待っている間のニコとハミの関係が、なんだかすごく好きだったよ。
 もうスタートがすべてを決めました。最初の1周がどちらが先頭かが問題だったと思います。最初のコーナーに入るときにハミルトンに前をとられたことで、そのあとのすべてが決まりました。第1スティントの最後でバトルになるも、次のスティントではタイヤ選択を変えて、どんどん離される結果になったけれど、ここでSCが入ってマージンがなくなってからは、本当にバトルだったと思います。抜きつ抜かれつになって、ニコが攻めたけれど、最後まで抜くことはできませんでした。最後の数週映像がトップに来なかったのはかなり残念だった…。結構、いいバトルだったのに見たかったよ…。
 SCはチームメイト同志の戦いが随所で見られて見応えがありました。まぁ、メルセデスは2秒近く速くて別格だったわけなのですが、でも、今回はレース全体を通して、オーバーテイクがたくさん見られたので面白かったです。
 でも!次の中国ではニコが優勝してくれることを願っています。メルセデスのエースはニコ!!