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タラ・ダンカンシリーズ

児童書

前巻までの感想はこちら(id:nanayana:20100917)。全10巻の予定だったのですが、12巻に延長されたようです。12年かけて完結とは…。ここまで来たらつきあいます。

タラ・ダンカン8 悪魔の指輪 上

タラ・ダンカン8 悪魔の指輪 上

タラ・ダンカン8 悪魔の指輪 下

タラ・ダンカン8 悪魔の指輪 下

 タラ・ダンカンシリーズ8作目。今回は全編に渡って恋愛中心。まずはタラママとタラに異性を惹きつける魔法がかかっていたことが発覚。そのためにロバンは自尊心を傷つけられ、タラから離れていってしまう。そこに入ってきたのがドラゴンの息子。かっこいいという描写ですが、途中から入ってきたのと、マジスターの息子ということでどうなんだろう?と思ってしまう展開。悪魔の王までトリコになってしまって、魔法の効果もないのに、どんどんもてていくタラが正直どうかなと思うほどになってしまいました。最後は結局、ロバンとラブラブになるのですが、このひっぱりは必要だったかな。
 他にも複数のカップルができあがっていて、このシリーズって魔法ものじゃなかったっけ?と本来のストーリーよりもものすごく恋愛よりになってしまいました。タラが強すぎるので、冒険ものと思えなくなっているところもありますしね。どういうふうにシリーズの収集をつけるのかわからなくなってきました。

タラ・ダンカン 9 黒い女王 上

タラ・ダンカン 9 黒い女王 上

タラ・ダンカン 9 黒い女王 下

タラ・ダンカン 9 黒い女王 下

 タラ・ダンカンシリーズ9作目。今回は結構平和な感じで下巻の中盤までが進み、それから一気に話が進みます。悪魔の宝を壊すとその中の悪魔の力が本来の元に戻ってしまうことを恐れて、壊すのではなくどこかに隔離しようとするタラ。しかし、マジスターはまたもやセレナを生き返らせようと悪魔の宝の力を解き放とうとする。タラたちはバミューダトライアングルに飛ぼうとするが、跳ね返されて、地底の帝国へ。その奥の寺院に悪魔の宝がある。3つの宝のうち2つは遠くの宇宙に飛ばすことができたが、もう一つの宝の力を使って、タラは仲間を救った。そのために黒い女王となってしまう。タラはいったん死ぬものの、また元の世界に戻ってきた。カルの捨身により本気で黒い女王と戦ったタラは勝利し、黒い女王は消えた。
 突然、この巻になってロバンとタラの仲が冷めてしまいます。それは前巻の出来事が引き金になっているのですが…。そして、唐突とも思える展開でカルとタラの間に恋心が。カルが「愛している」と捨身の策略を巡らせるまでになりました。これまで9巻、ずっとカル&タラのカップルを願ってきた私にとって、ようやく思っていたような展開になってきたので、うれしい! ここまでカルがかっこよく書かれていたシーンはなかったし、機転がきいて優しいだなんて、文言も見たことがありませんでした(笑)が、ようやく表舞台に立つカルを応援したいと思います。正直、読むのをやめようと思ったこともありましたが、がぜん、読みたくなってきました。このまま10巻も楽しく読めそう。恋愛模様はまた、違ったカップルを生み出し始めました。なんだか、だれでもいいのかなと思えるくらいに。

タラ・ダンカン10 悪魔の兄弟 上

タラ・ダンカン10 悪魔の兄弟 上

タラ・ダンカン10 悪魔の兄弟 下

タラ・ダンカン10 悪魔の兄弟 下

 タラ・ダンカンシリーズ10作目。1年に1作ペースで刊行されていますが、私は9巻と10巻を続けて読みました。悪魔の王アルカンジェとドラゴンのシャムからプロポーズを受けたタラ。芽生え始めたカルとタラの恋心は、激しくなるばかりで、すぐにキスシーンに。2人きりじゃないときでも、かなりキスしています。カルのことが好きな妹マラに、とうとう二人の関係がばれてマラはマジスターに手を貸してしまいます。アルカンジェとの貿易交渉のために、タディックスに行くタラ。やっぱりギャング団も密航。悪魔との取引はうまくいくかに見えたが、やっぱり罠。突然、艦隊が現れて、戦いに。しかし、最後の最後でこの戦いを救ったのは、マラの恋心でした。なんだか、すごいオチでした。しかし、煉獄の惑星6つがこの世界に出現。悪魔との戦いになる…?!
 ロバンがカルを殺すという衝撃のシーンがありましたが、ロバンは本物ではなかったですし、カルも助かりました。タラが戦いのあと倒れ込むのがカルの腕の中だったり、カルがいつも優しく見守っているところが、いい感じ。あまり性急にカップルにならなくても、お互いに信頼しあえている二人だから、自然に助け合っているところをもっと見せてほしいなぁと思います。このまま最終巻まで、カルとタラがラブラブなことを祈っています。このシリーズは恋愛に関しては突然冷めたり、くっついたりするので、安心はできないんだけど…。