アブダビGP。

 なんだかとんでもないことがたくさん起こったレースだったなぁ。SC2回でリタイア続出。とてもきれいな路面だったはずなのに、どうしてこんなに荒れているのか…。
 ベッテルが予選タイムなしという、いきなりの出来事を知らされた決勝前。あっけにとられた。ピットスタートを選択して、オーバーテイク仕様にしたというベッテル。あまりに速かったです。SCが2回入って、途中でまた24番手まで落っこちてから3位になるなんて、どんな魔法なんだというくらいの出来事です。24番手スタートでも表彰台って、そんなのあるんだ。アロンソは大量得点のチャンスでしたが、ベッテルが3位になったことで、あまり点差は縮まりませんでした。そして、優勝はキミ・ライコネン! 今季8人目のウィナーです。次はライコネンしかいないと思ってたよ! 今回はシャンパンじゃなくてローズウォーターだったとのこと、後で十分に飲んだことでしょう。
 さて、ニコ・ロズベルグは今回も1周目でぶつかりましてね…、ノーズ交換に入ったまでは、まぁ、いいとしまして、7周目にカーティケアンに追突。大破…。びっくりだよ! ロズにもナレインにもケガがなくて本当によかった。あんなに飛んでるマシンはひさしぶりに見ました。カーティケアンのマシンにトラブルがあったので、かなり減速していたらしく、予想外の速度に対応できなかったとのことです。アクシデントだったのなら、仕方ないけれど、それにしてもポイントほしかったな。今回のレースだと完走さえすれば、なんとかポイント圏内に入れたと思うので。ザウバーに詰め寄られてしまった。まぁ、ペレスが勝気にはやってリタイアになったので、大幅に詰め寄られることがなくて、ちょっとほっとしていますが…。今季、まだポイントとれることはあるのかなぁ。
 シューマッハも最後までにもうちょっと上位争いもしてほしいところだけれど。このまま淋しく終わるのだけは勘弁して。