カナダGP決勝。

 1週間遅れて見た。なるべくネット上で結果を見ないように気を付けていたのだけれど、やっぱり優勝者と小林さんの順位だけは見えてしまった〜。結果を知っていたにも関わらず、めちゃエキサイティングなレースだったので、すごく楽しめた。
 今回でチームの実力がわかるかもしれないと川合さんのコメント。どうなんでしょうね…メルセデス。上位3チームについていけているでしょうか。ついていっているようないないような。ニコ・ロズベルグはスタートはよかったのですが、最初の数周にてこずって順位を落とした。それでも中盤、ファステストを連発してウェーバーの上に出たところまではすごくよかったと思うけど、マッサを抜こうとしたあの1周がよくなかった。マッサに順位を譲れないといけなくなったため、ペレスに抜かれてしまって、結果6位。ペレスはあのタイミングじゃなくても抜いていたのかもしれないけれど、でもやっぱり悔しいぞ。まぁまぁ及第点な結果ではありましたが、グロージャンやペレスの1ストップ作戦にやられてしまうあたり、ちょっと悲しい。他のチームも1ストップを考えていたけど、メルセデスは無理だろう…。序盤から再三、タイヤを労わったり、燃料セーブしたり、といった指示が飛んでいたので、見た目よりも苦しいレース展開だったのかもしれない。
 今回もシューマッハにトラブル。5戦でリタイアというのは痛すぎる。どうしてシューマッハばかりにという話もあるようだが、メルセデスシューマッハを立てこそすれ貶めるわけがないので、陰謀説には笑ってしまう。でも、チームのポイントではルノーに先行されていることもあるので、チームとしてもがんばってほしい。モナコのポール、かっこよかったし。
 タイヤって意外に持つんだな…と今回のレースでは思ってしまった。まさか上位勢まで1ストップを考えているとは思ってなかった。最後まで順位が目まぐるしく変わっていったので、こういうレースは面白い。
 ベッテルアロンソ、ハミルトンあたりがいまのところチャンピオン候補かな。ハミルトンが今年は堅実な走りを見せているのが大人になったってことかも。