ハーダンガー刺繍のドイリー。
冬の間にちくちく刺していたドイリーが完成。本当に今回もゆーったりとテレビを見るときだけ刺すようにしていたので、時間がたっぷりかかりました。気が向いたときだけ刺していたからか、余計なストレスも覚えず、新しいステッチにわくわくしながら作れたように思います。
- 作者: 原京子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1996/02
- メディア: 大型本
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全体はこんな感じ。原先生のデザインはこれまで作ってきたデザインとは、パターンの配置構成が違っていて、それにしばらく戸惑いました。本当に細かく一目だけ違うだけなんですが、その一目が全体に影響するようになっているので、デザイン図面を数えながら慎重に刺しゅうしました。パターンとパターンの間にちいさなパターンが組み込んであったり、縁飾りが2重になっていたりして、刺しながらこういうデザインの仕方もあるんだなぁとどきどきしました。
細い糸で繊細に刺してあるお手本とは違って、わたしはかなり太めの糸を使ったので、できあがりもなんだかまったく違うものに見えますが、全面に刺しゅうすることができて豪華になりました。
アップはこんな感じ。全体としてループ系のステッチが多く配されているデザインです。ループはそんなに得意じゃないのですが、でも、できあがっていくととても素敵に見えるパターンなので楽しいです。
原先生の本は全体的にものすごく上級向けのものが多いです。私のレベルではこれが精一杯という気がしましたが、チャレンジしてみたくなるようなもっともっと凝ったデザインが数多くあります。通常パターンのハーダンガーで物足りなくなった方に、是非チャレンジしていただきたいです。