2Wayおくるみ。

 妹ちゃんの第2子、ゆずちゃんのために作ったおくるみです。もっとゆっくりじっくりとろりと作り上げる予定でしたが、やり始めるとやっぱりお正月に持っていきたいという気持ちが強くなり、母に頼りっぱなしで結局8日間で作り上げました。といっても最初の後ろ身頃に5日間かかっていたので、その他の部分は3日間で作り上げたことになり、とんでもないスピードでした。徹夜はしなかったものの年末の3日間かかりっきりでした。

 いろんなベビーニットの本をみましたが、おくるみとして使えてそのあとはコートにもなるというところが魅力だったので、こちらの本から選びました。川路ゆみこ先生の本はどれもすごくかわいいニットが多いので、他にもいろいろ作ってみたくなります。薔薇の花のニットもすごくかわいくて迷いました。
「シュガーベビーのニット」という本でちょっと違う同じニットが紹介されているので、こちらの本の方が手に入りやすいと思います。

 できあがりはこんな感じ。オールアラン模様のおくるみです。アラン模様は昨年、お友達にニット帽を作ってほんとうに苦労したので、もう当分やらないと思っていましたが、やっぱりかわいくて作ってしまいました。今回の模様は基本的な模様が多かったので、そんなに苦労はしなかったのですが、減らし目や増やし目がたくさんあったので、すべてのパーツについて図面を書いてから編みました。そういう意味ではいままで以上に時間がかかっていますが、そのためにあまり間違わずに済んだのはよかったです。…まぁ、すごく大きな間違いもしましたが、そのまま編み進めてしまいました。
 ぷっくりしているカタチの部分はかぎ針に持ち替えて編んだので、すごく新鮮でした。模様ができるにつれて編むのも楽しくなっていきましたが、それとともに時間に追われ始めて楽しむ余裕はありませんでした。

 後ろはこんな感じ。フード付きです。このフードがなんだかとても大きくて、段数を間違えているわけではないようなのですが、私の頭でも入ってしまいそうなのです。こんなに大きくて大丈夫かな。子供の頭はおっきいといってもこんなにおっきくなるのだろうかと思うほどでした。編み進めるうちにどんどん緩くなってきたので、大きめになってしまったのかもしれません。
 裾は一目ゴム編み。作り目をほどいて棒針に移し替えるときに、大失敗して、目をおっことしてしまい、そのあと復旧するのに一苦労でした。もうちょっと丁寧に作業しないといけないところでしたが、急ぎすぎて逆に時間がかかってしまいました。一目ゴム編み止めは私のもっとも苦手とする部分だったので、もうあっさりお手上げして、母にすべておまかせしました。すべてのとじもおまかせです。そうしないとできないような慌ただしさだったです…。ファスナーをえいっとミシンで縫いつけて、最後にでっかいポンポンを作りましたが、妹には「よだれでぐちょぐちょになる」と言われてしまいました。実用性はなかったか…。
 とにかく出来上がったのがキセキ的なスピードでした。毛糸も2玉も余ってしまって、小物でもつくろうかなぁ。アラン模様に対する苦手意識はなくなりました。むしろ面白いという気持ちに変わりました。あとはなんとか一目ゴム編み止めをマスターしたいところ…。ゆずちゃんが着てくれる日が楽しみ。