ベビーカーセット。

 お友達の出産お祝いに作ったもの。実は10月中に出来上がっていたのですが、なかなか本人にお渡しすることができなくて、ようやく今日になって差し上げることできたので、blogでも公開。インフルエンザの影響なのか、出産された病院では友達は面会できないとのことだったので、退院されてから思い切っておうちにお邪魔してきました。お友達も赤ちゃんもとても元気。2時間くらいお邪魔していましたが、赤ちゃんはぐっすり眠っていたので、起きているところは見れませんでした。その分、友達とめちゃめちゃ話をしてしまいましたが。

 さて、今回作ったのはベビーカーの持ち手カバーとおもちゃのセット。1つはベビーカーの持ち手のカバー。2つめは鳴き笛(押すとぷぅ〜と音がなる)が入っている犬のおもちゃ。3つ目は骨のカタチをしているガラガラです。中に鈴が入っているので振ると音がします。
 作った順番に紹介。まずは犬のおもちゃ。タオル地で作ってあるのですが、タオル地の裏があんなふうにつるつるだとは知りませんでした。ミシンをかけるたびに「ぷすぷす」と針を刺す音がして不思議な感覚でした。中に鳴き笛を入れるのが楽しかった。どのあたりの位置がいいのかいろいろ調整して、結局真ん中に入ってます。犬の鼻はフエルトボールをつけてかわいく。
 次が骨型のガラガラ。最初は普通の金色の鈴を入れてみたのですが、周りに綿を詰めてしまうとほとんど音がしなくなってしまうので、別の鈴を買いに行きました。赤ちゃん用の鈴はやっぱり専用だけあって、綿を入れてもきちんと音がします。意外にワンポイント刺しゅうが難しくて、2回ほど途中でほどきました。3度目になんとか犬に見えるカタチにできましたが、難しかった。鼻が大きくて、なんとなくトナカイっぽいかも。

 3つ目がカバーです。てろてろなタオル生地を使っていて、周りをバイヤステープでくるみました。これもこの家の刺しゅうをするのに苦心。よくよくみると赤い屋根とかガタガタだったりするのですが、このあたりが私の限界…。バイヤステープの幅が3センチしかなくて、これもまた苦心…。いつもバイヤステープを自分で作るときは4センチ幅にしているのです。ヘタなのがわかっているので、幅は大きめに。このバイヤスは水玉がかわいかったので、市販のものを使ってみたのですが、細い、細いよ…、1センチの差は大きい。縫うのに一苦労してしまいました。初めて使ったひも状のスナップ。縫いつけるのが簡単で便利です。しっかり付くし、赤ちゃんグッズにはこのスナップはいいかもしれないですね。
 まだまだおでかけできるのは当分先になるとは思いますが、少しでもおでかけが楽しくなってくれるといいなと思って作りました。赤ちゃんグッズなので、最初に石けんで布地を手洗いして、天日干ししてから作りました。身につけるものではないですが、肌に触れることもあるかと思って。こういうふうに小物で動物を作るのはやったことがなかったからか、とても楽しんでできました。お友達が喜んでくれたその笑顔にほっとしました。