堂本光一ソロツアー Best Performance and Music 大阪公演。

 大阪公演に行ってきました。追加に振り返られちゃったんだけど、仕事帰りのコンサートっていうのも楽しいものだなぁと思いました。プライベートと仕事の区別をしっかり付けることができれば、しっかり楽しめるんだとわかりました。ただ、今回もぎっりぎりで会場入りしたので、息をつく間もなく始まってしまったことだけが悔やまれます。ちゃんと早めに出たつもりでしたが、大阪城公園のあの歩きの時間を計算に入れてなかった…(泣)以下、ネタばれと私脚色ありの防備録です。
 席についてステージを見たときには、ステージ上にダンサーさんがいるようなぎっりぎり会場入りでした。ステージ真横のスタンドだったので、横顔がばっちり見えましたが、横顔しか見ていない気もします。
 『妖』 登場シーンがすごい。真横なので、なにがどうなっているのかしっかり見えてしまっているので、驚きはないんだけど、その分、演者のみなさんの間の取り方とかステージングがみれて面白かった。中央に障子が集まってきて、すっと光一さんが登場するや否や、その障子が炎で燃え上がる!というようなびっくりするような演出でした。あのシーンだけでももう一度みたくなるような素晴らしい演出。そのまま、ノンストップで『Deep in your heart』 前の曲の後奏にカウントが入るようなカタチでした。重そうな衣装をステージ後方に投げ捨てる光一さん。そのまま、激しくダンス。
 『so young blues』最初はダンスで途中からバンドバーションに。マイクに持ち替えて、両側の花道にご挨拶。真下を通っていく光一さんは今回もほっそいなーと思ってしまった。でもって、MCですが、どのMCでどの話をしたのか、うろっとしか覚えてないので、まとめて後日記述します。
 『Awaken yourself』MADの松崎さんが間奏後のサビを指名されて歌ってました。なんだかしどろもどろになりつつ。ステージセンターからまっかな衣装のダンサーさんがマイクを持って現れて、そのマイクで歌うのですが、途中でそのままそのダンサーさんとステージ下に消えてしまいます。曲が終わったときに、またステージ上に戻ってくるのですが、なぜか右手に鮫のパペット。…謎です(笑)
 『Falling』この曲の前がかなりの時間の間奏で、1人づつくらいダンサーさんが入ってくるのですが、宇宙的、しかもちょっと前の時代の宇宙的な雰囲気、むじんくんCM的な宇宙人というとわかるかなぁ、もう全身銀色なダンサーさんたちが入ってきます。上のステージに大きな穴が開いていたので、なんだろうと思ってましたが、バンドさんが出てくる穴なんですね。それをよけつつ、中を見つつ入ってきました。ステージの上には色が変わる小さめのLEDが波を打つように光っていて、上下していました。たぶんステージ正面から見るとなにか規則正しくデザインされていたのだと思います。最後に光一さんが入ってきて、全身銀色!しかも大きめのサングラス! うひゃー!って思うくらい、いままでにない雰囲気でかっこよかったです。ダンスもいままでにない感じ。マイケルジャクソンっぽい雰囲気もあるし、機械的なところもあるし、アレンジとしてはこの曲が一番斬新にイメージチェンジされてました。「イラっとくる振り付け」と光一さんが言っておられましたが、そんなこともなかったような。ラストで光一さんの手のひらの上のLEDだけが光って、それをふっと上に上げるような仕草で、光が上がっていきます。そのまま大型ビジョンの映像が宇宙に。『Peaceful World』白基調の衣装で。センターリフトで歌いあげます。ダンサーさんたちが途中で入ってきました。
 『+MILLION but -LOVE』最初はMAとMADのメンバーで歌って踊ってアクロバティック。センター中央のポップアップからのバック中はほんと迫力満点でした。途中でまっかなマイクスタンドを持って光一さん登場。階段を上がったステージで、MAの2人が甲斐甲斐しく、アコギを渡したりマイクセットしたり。なんかかわいい。『MY WISH』オレサマ的な始まり方。演奏を始めるも客席の声が足りないといってストップすること3回(?)ご機嫌ナナメになるたびに最初からやり直しでした。『僕は思う』バックの16歳とか17歳とかたぶん13歳くらいとかの写真に気を取られる曲。かわいすぎる写真満載。最後に今の光一さんが写って、「そして30才」…まだまだいけるよ!どこまでもいける!
 『No more』Gyo!と書いたノースリーブの上着を羽織って、しばし暗転したのち、ぱっと明るくなったステージ上には魚のかぶりものをしたダンサーさんたち。たぶん、客席を「ぎょっ!」っとさせたくて、暗転したんだろうなぁと思ったり。光一さんがセンターで、ダンサーさんがまるくなっているフォーメーションが楽しげでした。曲の終わりで整列して、ちょっとだけみんなに話を振るも「ぎょ。」としか答えないというおきまりだったらしく、徐々にはけてきました。
 『Temperamental Fool』上段ステージで。大型ビジョンが切り離されて、映像とダンスのコラボレーション。青紫の衣装がかっこいい。そのまま『Addicted』モニターにいろいろ映し出されてましたが、横側だと確認できない! 『Virtual Reality』ダンスがかっこいいなぁ! 見とれるばかり。『愛の十字架』上段ステージからそのままゴンドラ(?)のようなもので上空へ。会場の後方付近まで行って帰ってきます。上昇下降もあり、ゴンドラの下のライトがまぶしそうだ。
 光一さんのソロ、お決まりの和テイスト2曲続けて。『月夜ノ物語』『下弦の月』今回は衣装が黒基調に青という感じで、いままでは赤なイメージがあったのでなんだか新鮮。それほど和な感じではない衣装だったので、袖の振りとかがなくって、それも新鮮。ダンスで見せる2曲に仕上がっていました。
 『Spica』センターで。あまり好きではない曲と光一さんが言っておられましたが、とってもいい曲だと思います。光一さんの声の優しい部分がわかる曲だからかなぁ。途中でバンド入りに変調して、アップテンポになっていました。
 アンコールは『妖』ダンスなしで左右の花道に来てくれました。濃紺のシャツなんだけれど、細いよ。さらっと終わってしまったので、Wアンコール。歌はもうないということでお話を少々で、おしまいでした。
 コンサートの流れはとっても王道な気がしました。新しいこともいくつかあったけれど、光一さんのコンサートでみんなが期待している部分はしっかりわかって作ってくださっているのだと思いました。なんとなく全体としてゆったりした流れだったかなぁ。詰め込むというより1曲1曲を楽しむ感じでした。見せる部分も多いコンサートなので、やっぱり正面から見れたらよかったなぁと思います。ステージの上段と下段を繋ぐ部分にもモニターがありましたが、その部分はよく見えなかったりしたので。MAのお二人がよく上段から下段にすうーっとすべるようにして降りていたのが印象的でした。滑り台みたいになっていたので、移動ラクラクだったみたいです。そういえば、最初のうち光一さんのおひげがちょっとだけ気になりました(笑) ペンライトの青もあってか、全体として青っぽいステージだった気がします。光一さんの衣装も含めて、なんとなく。
 終わって会場を出たら大阪城がライトアップされていて綺麗でした。ちょっと離れて半月も。最初は仕事な自分を忘れきれず、コンサートに集中できてなかったのですが、いつのまにかぐっと入っていました。入ってしまってからは夢中でした。とにかく見れてよかった、行けてよかった〜!