グランプリファイナル 女子ショート。

 韓国でのファイナル開催。キム・ヨナさんの地元ということもあって、会場はものすごい熱気のようです。
 浅田真央さんの演技はとても綺麗でした。始まる前は私が心臓ばくばくになってしまいましたが、最初のジャンプが決まったら、ゆっくり見ることができました。どのジャンプも軽やかに着氷していました。そして、円を描くステップの中に真央さんが描きたかった月が、まあるく浮かんだような気がしました。今回はスパイラルも安定していて、綺麗でしたし、スピンがよかったかなぁと私としては思います。なによりも、とっても緊張するショートプログラムをきっちり決めてきたところがよかった。NHK杯のときよりプログラム全体としての柔らかさが感じられるようになったような気がします。
 キム・ヨナさんはジャンプミスが1つありましたが、最初の3回転−3回転はいつもどおりすごく幅のあるジャンプで、この緊張感の中、このジャンプを決めてきたのはすごいことだなぁと思ってしまいました。演技が終わったあとのぬいぐるみの量が半端じゃなかったです。
 男子は小塚さんがノーミスでトップに立ちました。勢いがあります。
 今のルールではミスがものすごく点数に響きます。ジャンプとして成功していても、ダウングレードだとかなり点数が下がってしまいますし、ひとつひとつの要素をいかに正確に決めれるかがポイントのようです。明日のフリーもとても楽しみなのですが、できればLIVE映像でみたい! 朝日放送さん、お願いします!