kinkiyouコンサート　サンドーム福井。

　サンドーム福井公演１日目に参加しました。サンドーム福井は光一さんのソロコンサートぶりです。この会場はすっごく見やすい！　スタンド席だったのですが、最初に登場したときから、kinkiのお二人が大きく見える（ドーム会場と比較して）ので、大興奮でした。双眼鏡は一応持って行ったのですが、結局使わなかったです。使わなくっても、おふたりのダンスの隅々までしっかりみれちゃいました。さすがに表情までは見れませんでしたが、そのあたりはビジョンでカバーできますしね。以下、ネタバレ有りです。
　ドーム公演とセットは同じなのですが、規模が縮小していました。階段の段数も少なくなっていましたし、ビジョンの数も縮小。ムービングステージは２箇所にありましたが、バックステージはムービングステージへの通路としてだけ使われていて、バックステージでお話ししたり、歌ったりするシーンはありませんでした。主にメインステージで進んでいきます。
　『愛のかたまり』正面の階段から登場。ほんと、登場したときのお二人の大きさがいつもよりもずっと大きかったので、「大きい」と思わずつぶやいてしまいました。衣装もしっかり見れた。光一さんのロング丈はなんだか暑そう。ここから続けてダンス。『硝子の少年』『やめないで，PURE』どっちもしっかりダンス。硝子の少年はいままでのダンスとはちょっと違っていたような？『愛されるより愛したい』左右に分かれて。やっぱり近く見えます。『KinKi Kids Forever 』ダンス付き。サビの振りはみんなで踊ったら楽しそう。ラストのパートはアカペラで。しっとりバージョンでお二人の声が響きます。『永遠に』バラードをしっとりと。
　ＭＣ　いきなり、光一さん「SUNDOME（すんどめ）」発言！　言うかなぁ言わないかなぁ？と思っていたら、いきなり最初から「すんどめ、すんどめ」の連呼。なんだかうれしかった！覚えていてくださったことが。しかし、「すんどめ」を下ネタだと思った剛さんにばっっさり切り捨てられて、話すことがなくなってしまう光一さん。剛さんは公演前に会場の外を少し歩いたそう。そのときに、マブダチ（福井出身）に電話して福井にいると告げ、「何がある？」との質問に「山と駐車場」と答えたそうです。光一さんは「田んぼ！」とうれしそうに言っておられました。たしかに近くに水田はあるんですけどね。剛さんは空が広くて、なんとなく奈良に似た雰囲気だと言っておられました。
　そして、マブダチから福井にはおいしい魚料理があると教えられたそうなのですが、それが「へしこ」。この「へしこ」の「へ」が聞き取れなかったようで、剛さん「て？」会場「へ！」というようなやりとりが数回。最後には「集団いじめか！」と剛さんが言われるくらいに会場のみなさんは「へしこ」の「へ」を伝えようとしていました。「へしこ」は「鯖」だというやりとりから、「鯖江」という地名の話になり（メガネ生産日本一のお話も剛さんからありました）、光一さんの「鯖江なんだ知らなかった」という発言に、会場からブーイング。「福井に来てるの！」と光一さんが主張。間違ってはいませんけど…。
　このあとは「ジャパネットたかた」風な光一さんに剛さんがダメだしをする展開に。そして、恒例（？）のすねるカップル寸劇もありました。今回は「謝るのか謝らないのか、それによって結婚も考え直す」というような結婚前カップルのお話に。光一さんの絡みがいまいちだったため、「絡んでこいや！」と渇を入れる剛さん。これまでの経験から声でわかってほしいというようなぼやきも。最後にはやっぱり光一さんが悪かったというような雰囲気になったので「ごめん」と謝ってました。追加公演のお話もありました。ちらっと。
　『Secret Code』事前にどんなふうにノるのかを光一さんにチェックされましたが、福井会場は合格でした。ブラスの音がかっこいい。『lOve in the Ф』衣装替えして中央のリフトの上で。φを描く振り付けは会場のみなさんが一緒に踊っておられました。私は覚えてなかったので、できなかった…。次は必ず。『Natural Thang』めちゃかっこいいアレンジ。ビジョンのコマ割のような映像も好きだし、左右に分かれて交互にダンスするところも好き。『月光
』ダンスバージョン。ラストはじゃんけん。剛さんの手がなんだかするっと変化したような？（笑）　暗転後、ジェットコースターロマンスPVの吹き替え。今回は光一選手と剛選手を実況バージョン。わたしはこっちの方が面白かった。『ジェットコースター・ロマンス』夏っぽい衣装は健在。『フラワー』ムービングステージで後方に。私の位置がこのムービングステージの終わりに近かったので、めちゃめちゃ近い距離で光一さんをみました。ほんともう、目の高さが同じくらいのところ、しかも２メートル離れたくらいの位置に等身大の光一さんがいました。う、うわぁ。髪の毛さらさらだ。というのが私の感想。ほんと手を伸ばしたら触れそうな気さえしました。あんなにじっくりと近くで見たのは初めてです。そして、そのまま剛さんとチェンジ！　剛さんかっこよすぎですから！　そして剛さんも間近でみました。すごい。剛さんは客席の方に視線を送ってくださったので、思わず手を振ってしまった。目が合うことはなかったですが、絶対に剛さんの視線の中には入りました。ほんともう、確信できるくらい近かったです。
　ＭＣ　CDデビューする前は先輩の曲とかいろんな曲をやらせてもらっていたという流れから『たよりにしてまっせ』に。この曲をがむしゃらに踊る！　光一さんが「かっこいいと思って踊ってはいないですから、バカだなぁくらいに思っていただければ」との発言に、剛さんは「バカじゃありませんよ」とフォロー。でも、また光一さんは「バカだなぁ」発言、そして剛さんもフォロー。これが３回は続きました。がむしゃらに踊る光一さんと、ほどほどにがんばる剛さんということで。光一さんはがむしゃらに踊りづぎて「ずるっと（ぐいっと、だったかな）」なってしまったことがあるそうです。剛さんは手の甲が２日後くらいに痛くなったことがあるらしい。リフトのときにがんばりすぎたためとのこと。年をとるとすぐには痛みがでないというお話になってました。たしかに、どうして痛いのかわすれちゃった頃に痛いかも。そして本番、光一さん、とっても活きがいい。そのひたむきさ、ほんとジャニーズJrっぽいです。でも、後半へたばってしまってましたし、踊り終わったら倒れ込んでしまってました。バック転とロンダードはなかった〜。　疲れ切った光一さんはお水を飲むまでに拍手を要求。「光ちゃん」コールで繋ぐ会場。次はボトルを置くのに拍手を要求。またもコールで繋ぐ会場。でも、光一さんは「揃ってないコールありがとう」だった。…切ない。
　ＭＣ　年齢を気にして頂いて客席は着席。でも立ち見の方は座れないので、剛さんの心の中に座ることに。光一さんが「ココロさん」の歌を歌う。どういう流れだったか、そのあと「１秒のオセロ」を光一さんが「オレオレ」「ボクボク」と歌ってました。は、初めて聞いたかも！　そしてJフレンズのお話に。マイケルの曲はあまりにもキーが高くって、剛さんは声の限界まで出してなんとか歌いきったし、坂本くんは喉から血が出たのだとか、しかし、出来上がった曲を聞いてみたところ、そのがんばった部分には子供の声が入っていた！　それがかなりのショックだったようです。
　そして、光一さんが楽屋で読んだ雑誌のお話に。そしてこの話がとっても長かった。剛さんがあとで楽屋で聞くからということを言って切り上げようとしていましたが、光一さんはほんとうに水を得た魚のようにこのお話を熱っぽく語ってくれて、途切れることはありませんでした。そんな光一さんの「特殊相対性理論」のお話が今回のメイン。剛さんはあまり興味がない上に、光一さんもしっかりと理解しているわけではないというお話をすることに、かなり難色を示していましたが、最後までみんながんばって聞きました（笑）　私もさっぱり理解できなかったので（笑）『特殊相対性理論』についてはウィキペディアを参照していただくとして、光一さんが言いたかった、そして、理解できなかったのは「光速度不変の原理」のようです。
　時速100キロで走る車の上に立っている人が時速60キロのボールを投げたとすると、それを外から見ている人はそのボールが160キロに見えます。しかし、光速で進んでいる宇宙船から、光速で進める小型船が発射しても光速以上にはならないらしいのです。これだけでもはぁ？と思ってしまうのですが、それをわかりやすく説明しようとして、MAのお二人もよんで体感することに（？）　剛さんが高速で動くマザーシップ役、米花くんがその操縦士、町田くんが小型船、光一さんがそれを外の星から見ている人という役どころでした。３人を並ばせて、ステージ上を説明しながらゆるゆると歩く４人。そして、ストップをかけて、１８０度ターンしてから町田小型船を発射させる光一さん。『特殊相対性理論』はわからないんですけど、みんながぽかんとしたまま、それを実践しているところがあまりにもおかしくて、とにかくおかしくてたまりませんでした。そして、実践しても剛さんは光一さんの言っていることがまったくわからない。会場のみんなもわからない。剛さんはまず「瞬間で光速まで加速できる小型船があるのか」というところに疑問を抱いてしまい、そのあとも発想の違いから、光一さんと疑問をわかちあうことはありませんでした。剛さんと光一さんの発想のズレは、わたしにもズレているポイントはわかったので、なんだか説明してあげちゃいたい気持ちにもなりましたが、だからといって理論がわかったわけではなかったです。そして、会場のみんなはどちらかというと剛さんと同じ気持ちだったと思う。女性は自分に今必要なことだと実感できることが大切なことが多いと思うから。光一さんは「夢のあるお話」ということで、本当に熱弁を奮っておられたのですが、まったく付いていけませんでした。「光は常に一定の速度で進むもの」らしくて、それは何にも影響されないみたいですね。あとは時間が遅くなるというようなことを言っておられましたが、これも理解不能。剛さんはこの移動の飛行機１時間中になんども耳がきぃんとなってしまったみたいです。すごい速さでの移動は身体に悪そうと言ってましたが、光一さんはそういうことが言いたかったわけではなかった（笑）
　『全部抱きしめて』『Hey!みんな元気かい？』剛さんのギターソロ、光一さんのアコギが響くところがかっこいい。『Hey!』は会場のみんなで歌うパートがありますが、剛さんから「もっともっと３倍がんばれる」とかかなり厳しいです。でも、最後はちゅってしてくれるんですけどね。『青の時代』『to Heart』『薄荷キャンディー』名曲揃い。『to Heart』はなんだかとってもこのごろいい曲だと思うんです。Ｃメロの歌詞が好きすぎてどうしようもなくなる。『Theme of KinKi Kids』バンドメンバーとダンサーさんのパート。ビジョンも華やか。『ビロードの闇』『涙、ひとひら』ダンスパート。『涙、ひとひら』はやっぱりテンション上がる。あがっちゃって困ります。このダンスがやっぱりすごい好きなんですよ。剛さんがサビのパートを踊っておられるのを見るのが好き。『僕の背中には羽がある』ぞうさんの心温まるアニメーション付き。『Anniversary』ムービングステージで後方に。やっぱり近いなぁ。ラストのラストで剛さんの方のステージが故障してしまい、剛さんが心配そうに下を覗き込んでいました。結局、ステージ復旧しなかったので、剛さんは会場内を歩いてステージに戻りました。あとで光一さんが言われていましたが、このトラブルでもダンサーさんや町田くんはしっかりとステージ上でパフォーマンスをしてました。その姿はかっこよかった。臨機応変に対応できるってやっぱりすごいですよ。そして、最高のメンバーです。ご挨拶のあと『愛のかたまり』でラスト。
　アンコールはちょっと時間がかかったかな。『Secret Code』やっぱりノリノリだぁ！そして、しっとりと『もう君以外愛せない』ラストのハモリが綺麗すぎてびっくりする。ステージトラブルがあったので、最後はきゅっとまとまってメンバーがご挨拶してくれました。最後の最後に剛さんが「さば！」と叫んで終了。
　とっても楽しい時間でした。会場がすごく見やすかったので全体も見渡せたし、近くでも拝見できたし、いうことなかったです。ドームだと細かい部分がわからなかったりするのですが、これくらいの会場だとものすっごく贅沢にkinkiさんを楽しめてしまいます。ほんとうに地方ツアー最高です！