ハーダンガー刺繍 テーブルセンター。


 ハーダンガー刺繍のテーブルセンターが仕上がりました。これまでで一番大きな作品(37センチ×62センチ)だったので、かなり時間がかかるかなと思って始めましたが、3週間くらいで完成できました。デザインは竹内博子先生の「すてきなハーダンガー刺しゅう」に掲載されています。今回はお知り合いの方へのプレゼントとして作ったので、なるべく丁寧に丁寧に仕上げました。硝子のテーブルの上に飾ってくださるとのことなので、人に見られても恥ずかしくない縫い目にしなきゃと思ってがんばりました。

 このテーブルセンターに使用している布は初めて使ったのですが、本当に肌触りがよくてびっくりでした。糸の通りもよかったです。そして、ステッチも基本的なステッチを中心にして組み合わせてあるので、初心者の私でもがんばれば刺せるという作品でした。最初はやはりその大きさに戸惑って、全体のカタチが見えてくるまでは途方もないように思えていましたが、進むにつれて完成のカタチも見えてきたので、ペースもどんどん速くなってしまいました。

 私が苦手なステッチは緑色の○で囲ってあるステッチです。地味に見えるステッチなのですが、かなりの細かく刺していかなくてはならないし、なかなか前に進めないので、苦手です。逆に好きなステッチは青色の○で囲ってあるステッチです。このデザインでは大きな部分を占めていますが、好きなステッチなので、テレビを見ながらどんどん進めていきました。
 一番苦労した作業は、すべてのステッチを刺し終わってから余分な布を切り離す作業です。ここで失敗するとこれまで時間をかけて差し上げた刺繍のすべてがダメになるので、失敗は許されないしどきどきしながら切り離しました。かなり集中してやらないと行けない作業なので、肩も凝ります。なんとか出来上がったときは、満足感よりも疲労感が(笑)
 今回はちょっと大物に挑戦することができましたし、作業のやり方にも慣れてきたので、次のハーダンガー刺繍の作品はエクリュ以外の色で刺してみたいなぁと思っています。それにチャレンジしていないステッチもまだまだあるので、これからも練習を重ねていきたいです。

 10月から3月までの手芸の計画はこんな感じです。ハーダンガーはちょっとお休みして、編み物を中心に。

  • かぎ針編みのプルオーバー
  • ニットの帽子(プレゼント用)
  • アラン模様の靴下
  • ハーダンガー刺繍のテーブルセンター(プレゼント用)
  • 自分用のセーター(材料費が安く手に入れば)

 大筋はこんなところで、あとは本を見て作りたいこものがあれば、ちょこちょこ作っていきたいなぁ。そろそろニットの本がたくさん出版される時期なので、本屋さんに行くのが楽しみ〜。