太王四神記。

太王四神記 DVD BOX I(ノーカット版)

太王四神記 DVD BOX I(ノーカット版)

 ペ・ヨンジュン主演のドラマでしたが、どちらかというとそのことよりも、キハ様が気になってたまらなかったです。子供の頃のキハ様がかわいくってかわいくって仕方なくて、結局、最後までキハ様寄りに見ていました。子供を授かっても、そのことを王には告げずにいるキハ様。なぜ、どうして、ここで子供ができたのだと打ち明ければ、彼はキハ様の傍に戻ってくるのに!と思ったし、そう叫びたいくらいでした。子供を出産してからのキハ様は回を重ねるにつれて、狂気が見えるように。そして、最終回での演技がもの凄い。母としてのキハ様と大長老との攻防のシーンはすごい迫力でした。黒朱雀になってしまうとなんだかよくわからなくなっていまいましたが。
 チュシンの王なので、何をしてもすごい王でしたが、キハ様を信じられなかったところは落ち度も落ち度だと思うし、あまりにもキハ様がかわいそうすぎです。一度は愛していたのに、そんなにも冷たくなれるのか、何も思わなくなれるのか、やっぱり、そこが理解できませんでした。国として物語というよりは、かなり局地的な恋愛ストーリーだったと思います。ただ、それぞれの持つチカラが大きかったので、影響として国を巻き込んだカタチになったのかなと。
 このごろドラマの中で、男性1人に女性2人という三角関係については、ほとんど私が応援していたカップルにならないという状況が続いています。なぜなんだ…。そのためにいつも不完全燃焼です。