シンガポールGP予選。

 F1初のナイトレース!なので、予選もじっくり見ました。まずはナイトレースってどんな雰囲気なのかなぁ?ということが、一番の感心事。
 思っていたよりも明るくて、思っていたよりもファンタスティック!でした。照明が明るすぎてキラキラしないのかなと思っていましたが、程よい感じで見やすかったです。ドライバーのみなさんから見るとどうなのかわかりませんが、やっぱり陰影が強い部分もあるようにみえました。そして、普段は見ることのできないものが見えるというのが楽しい。バリバリとマシンの後ろで飛び散る火花だとか、ステアリングに表示されている周回周だとか、いままでもあったものなのですが、見えにくかった部分がよく見えました。
 そして、なによりもシンガポールの夜景とのマッチング。上空からの映像がくるとコースだけが白く浮かび上がって、とっても幻想的なんです。コースの上を後続道路が横断しているところなんてたまりませんね。あの高速を走っている人は、自分の下にF1マシンが走っているということもあるわけなので!想像するとどきどきしてしまいます。
 さて、外観についての感想はこれまでにして、予選レースそのものも面白かったです。フェラーリマクラーレンの対決という構図は変わりません。それ以外だと今回もベッテルはすごくいい位置につけていましたし、ウィリアムズがとてもいい調子で、中嶋さんが初のQ3進出を果たしていました。フリー走行でいいタイムを出していたアロンソがQ2でマシントラブルに見舞われたことが一番の大番狂わせでした。最後もライコネン、ハミルトン、マッサの攻防は見ていて面白かったです。ひさびさにHondaが見ていてちょっとどきっとする走りでした。Q2の最後とかバトンに残ってほしかったのですが、コンマ2秒足りなかった! でも、決勝はいろいろありそうですし、ハングリーに戦ってほしいところです。
 シンガポールはとっても蒸し暑く、しかもコースがかなりハードらしいです。たしかにコーナー、コーナー続きなので、ドライバーの精神面やテクニックが見えるサーキットかなと思いました。レースになると各ドライバーがどうなのか、特に後半がどうなってくるのか楽しみです。マシントラブルも多そうな気がします。ブレーキにはかなり厳しいらしいですし、公道サーキットなので、SCが出る可能性はかなり高そうです。決勝が楽しみです。
 お客様も超満員で熱気に溢れているように見えました。シンガポールは蒸し暑いとのことでしたが、日本はかなーり寒いので、その気温は想像できませんでした。ぶるぶるぶる…。