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ハウルシリーズ。

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの作品を紹介。今回はジブリ製作で映画にもなったハウルシリーズ。最高に面白い。あまりに面白すぎて読んだ後に誰かに感想を話したくてたまらなかったくらい。おすすめの作品です。

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

 3人姉妹の長女のソフィーは、帽子屋さんで帽子の仕上げをして暮らしていたが、突然現れた沼地の魔女によって、おばあさんになってしまう。その魔法を解くために大魔法使いハウルの動く城におしかけていった。
 面白かったです。まずは城が動くということがそれだけで楽しいし、その城の持ち主はその城にぴったりな魔法使いのハウル。気紛れだし、女好き、それでも子供っぽいところがある。ハウル以外のキャラクターもそれぞれに惹きつけられる魅力を持っています。設定の面白さとキャラクターの面白さが相乗効果でお話の面白さになっています。終盤にストーリーは一気に展開して、しかも驚くような展開です。ソフィーの勝気で行動派なところも好きです。たしかに長女はあんまりお話の中では活躍しない運命かもしれないけど、でも、ソフィーみたいに運命を引き寄せられる人もいます。魔法の世界の楽しさを感じる一冊でした。

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

 絨毯売りのアダブラはある日、魔法の絨毯を手に入れる。その絨毯の上で眠ってしまったアダブラは豪華な宮殿の中で「夜咲花」という美しい女性に出会う。しかし、「夜咲花」はジンに浚われてしまった。
 姉妹版です。続編というには、主人公が違いますのでご注意を。アラビアンナイトの世界で冒険する感じです。このお話も女の子のキャラが強い(笑)ので好きです。お姫様もお姫様という型には入らない個性的な人たちですし、主人公のアダブラはわりと振りまわされています。前作で登場した人物が驚くようなところで出てくるのが楽しみ。一人ひとりの個性がはっきりしているからできることなんだと思います。姿形が変わっていても変わらないものが表現できるだけしっかりとした人格があるのですから。