薔薇のない花屋 第6話。

 おじいちゃん動く。とうとう院長が直接攻撃に出ました。とうとう「孫の親権裁判」と来ました。英治からすべてを奪うつもりのようです。雫ちゃんは頭がいいし、とうちゃん想いだから、とうちゃんが幸せになるために、自分ができることは全部してしまいそうで、離れていってしまわないか心配です。
 とうとう美桜の目の嘘がばれてしまいました。さすがに動揺した英治。でも美桜の嘘を最後まで受け止めた。ためらったけれど、最後の最後に両手拡げて、「信じるって」「全部受け止めるって」そんなふうに見えました。英治の心の中は今ごちゃごちゃだと思う。信じようと思うものの混乱はしてる。でも、心の天秤は信じる方が重かったんだろう、それくらいの危うさ。
 2人の恋はあまりにもあやうくって、少しの風にも吹き飛びそうで、いつも怖い。だけど、だからこそあまりにも綺麗に見えるんだろう。手探りで求め合っているからこそ、すべて綺麗。目に映る白さしかない。その後ろの心を2人はまだ明かしてはいないから。来週はなんだか大きく進展しそう。