ガリレオ 第7話。

 ER流体がどんなものなのか私には想像がついてなかったので、映像でみることができてちょっとうれしい。白い液体に電流を流すと性質が変わるというのがあんなに劇的だとは思わなかったのです。あのパイプのトリックについてはしっかりとわかったわけではないんですけど、スイッチを点けたり消したりすることで、なにかが変わるということくらいしか。
 静子のキャラクターが完全にお金だけに固執する性格として描かれていたのはちょっと救いがなかったかも。深田恭子ちゃんの演技はここのところ、ちょっとかわいくて素直な感じの役ばかりみていたので、久々に悪女な演技がよかったです。ラストあたりの表情はなんとも言えないくらいに悪女してました。前半のかわいい若奥様風のエプロン姿とうって変わって、影が見える演技。あのギャップがよかった。なんでも確かめないと気が済まない性格という設定で、事件の一部始終をしっかり見ていたけど、直接手は下していないというのが、ほんと怖い設定でした。
 表情と言えば、薫が湯川のボクシング姿をみて、ほわぁっとしているシーンの表情はやっぱりかわいかった。そのあとの慌ててとりなすあたりも、薫らしくって。二人の仲はあまり進展した様子がなく、栗林さんにスポットがちょっと当たった回でした。