ガリレオ 第4話。

 原作とは全く違った脚本での「懐死す」。田上と湯川の対決構図にしたことと、田上の殺人の目的が自分の研究を実証し、売り込むためという理由に変わったことで、内容ががらり違う作品になりました。ラスト、鮮やかに数式を書き上げた用紙を手渡す湯川。颯爽と立ち去る後姿がかっこよすぎます。まっすぐに研究対象に向き合うことが大事だと、あくまで科学者視点なところが彼らしい。迷いが見えた湯川は始めてだったので、それなりに田上に対する期待もあったんだろうな。香取さんのシャワーシーンというサービスカットはちょっとびっくりでした。クールに見えてかなり人間的な田上像だったと思います。優しいように見えて心が見えない、そして、余裕があるように見えて焦りを感じる、そんな雰囲気でした。
 薫と湯川はますます接近中。意外に薫を見直していたり、少しづつだけど変化を見せてきている湯川。この二人がどうなっていくのか楽しみです。薫のピンチでも王道的に直接助けにいかないのがいいですよね。