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ドラゴンライダー。

 映画化されたこの機会に3部作のうち2作目までの感想を載せておきます。2作目でこのストーリーはかなり化けたなという印象です。これほどまでに大きな広がりを見せるとは思ってもみなかったので、この収束先が楽しみでなりません。

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉 (ドラゴンライダー (1))

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉 (ドラゴンライダー (1))

 とても分厚い本です。かなりの長編。1冊読み終えると主人公であるエラゴンの成長ぶりに驚かされます。最初はなんにもできないような子供だったのに、ラストでは自分で決断できるチカラを身に付けていた。多くの出逢いと別れ、そして戦闘に逃亡。過酷な状況でも彼には相棒であるドラゴンのサフィラがいたし、彼女の卓越した思考がエラゴンの行動に歯止めをかけていたと思います。ドラゴンに乗って、剣も使えて、魔法も使える。ほんとに主人公たる技術を全部持っているエラゴンですが、この先、恋愛もあるみたいなのでそれも楽しみ。指輪物語と同じような流れのもって行き方かなと思っていますが、それほどに重さは感じないので、読みやすいです。まだまだ敵にも秘密はあるし、残りのドラゴンの卵も気になります。
エルデスト 宿命の赤き翼(上) (ドラゴンライダー (2))

エルデスト 宿命の赤き翼(上) (ドラゴンライダー (2))

ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(下) (ドラゴンライダー (2))

ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(下) (ドラゴンライダー (2))

 とうとう上下巻に分かれて刊行されました。もちろんこのボリュームなので、ストーリーは長いのですが、視点が移り変わることと展開もスムーズなのであっという間に読み終わってしまいました。特に下巻のラストあたりは私が3巻に持ち越されて描かれるのかと思っていた部分まで書かれていたために、3巻がどんなストーリーになるのか本当にわからなくなってしまいました。しかも、驚愕の展開。エラゴンとサフィラもあれほどの修行を積んだというのに、あまり希望が見えない展開になっています。多くの人々のいろんな想いが交錯し、高められ、そこにあるということ。次々に変わっていく風景の中に様々な想いを見たり、それでも希望を信じたりできること。これぞ冒険ファンタジーという面白さが込められています。第3巻、待ち遠しいです。