大阪ドーム25日前半。 

 KinKiKids H TOUR 大阪25日公演。ふえー、やってきました。大阪! 大阪ドームは初めて。大阪ってチケット取りにくい印象があったので、いつも遠巻きにしていたの。今回やっと大阪で見れることになってわくわくです。行きの電車が遅れたのもあって会場入りはギリギリの15時45分。グッズを見る時間も買う時間もありませんでした。グッズ売り場も混雑していたようで結構待って購入されているのだとか。東京で並ぼう。今回はなんのネタバレも最初に知識として入れることなく、コンサートに参加したので、何を歌うのかセットがどうなのか、衣装がどうなのか、全く知らない状態でした。こういう状態で見るのってほんとはそれが普通なのだろうけど、私としては新鮮。ちょっとどきどきでした。さて、以下長くなるのとネタバレので、続きは興味のある方どうぞ。
 セットはまるで水族館のペンギンか白クマ飼育室のような雰囲気。もう見ただけで寒そう。氷の壁の中です。今回は新登場のジャニーズ・ムービング・ステージがあるので、サイドのステージとかバックステージはなしです。今回のお得な席はアリーナだけだと思うなー。私の席は3塁側の2階席だったので非常に遠景でした。見えないということはなかったので、全体として楽しみました。でも、衣装の細かいところとか仕草のちょっとしたところまでは確認できなかった。モニター頼っぱなしなお席です。
 明かりが落とされると、ジャニーズのお約束でレインボーなペンライトがキラキラ輝き出します。2階席から見たその光景はさながら星の海のよう。その綺麗さに「わぁっ」という声が上がってました。そのキラキラの中に流れ出したのは『WATER SCREEN』。今回はどこから登場なんだろうと必死に目をこらしていると、氷山の中心がぱかっと割れ、そこから歩いてくるのかと思いきや、ジャンピングアップでご登場。1曲目は『SNOW!×3』 2人の衣装は白のファー付きコート。びっくりしたのは剛さんのターバン。しかも金色と黒の派手派手。今年も驚かされた。なんでも似合ってしまうからすごいよね。そのままムービングステージでバックまで。初めてムービングステージを拝見したのですが、是非見上げてみたい! アリーナの方々が羨ましい。次の曲でアリーナに降り立ったお二人。この日は光一さんがものすごくはじけていて、最初からすごく客席に寄っていかれてました。もうこの曲でかなりの数のお客様と手を合わせてた。さすが「HAND」ツアーだと思ってしまった。2階席からはため息のような「う〜」という声しか聞こえなかった。アリーナを走って横断するのもアイドルだからこそかな。前のステージに戻って、白いコートを脱いでピンクと黒のジャケットにチェンジ。ピ、ピンクだよー。なぜか、光一さんのピンクが好きなの。ソロツアーのときからピンクが似合う方だと思っていたのですよね。今回もピンクがみれてうれしい。マイクスタンドもピンクだし。『99%LIBERTY』がこんな最初にくるとは思ってなかったんだけど、やっぱりテンション上昇。この曲は振り付けがあるのかな。光一さんが剛さんが歌っているときにちょっと踊っておられたのですが、それ以降は踊ってはなかった。でも、MAと一緒に踊っている光一さんがすっごく楽しそうでかわいくて、この曲がますます好きになってしまった。ここでMC。
 「KinKiKidsの堂本です。」「KinKiKidsの堂本です。」自己紹介もなぜかちょっと間が開く。かわいい。光一さんから「今くるっと見てきましたが、男性多いですね」という発言。私の周りには男性は見あたらなかったので、あまり実感できず。毎年なのでしょうが、クリスマスにこうしてコンサートに来てくれることに対しての感謝の言葉。そして、剛さんが「せーの」でメリークリスマスを言おうと提案。「せーの。」の声で僅かに会場から「メリークリスマス」(笑) 突然のことには対処できません。でも、その声で氷のセット部分にメリークリスマスという映像が映し出されて会場からどよめき。スタッフと剛さんが打ち合わせしていたわけではなかったそうで、会場の私たちは突然のことに対応できませんでしたが、スタッフの方は対応できたみたいです。「オレが振らなかったら、どうしてた?」と剛さんが言っておられましたが、そういう使われるか使われないかという映像を仕込んであるスタッフさん、すごいよ! ここで光一さんが「今日の髪型決まってるでしょ。」と相当自慢げ。いつもコンサートではぺしゃんとしている髪型がこの日はハネハネにセットされてた。スクリーンにも大写し。後ろから写さないでと言ってたけど。「この髪型は簡単なんですよ。パチッパチッと留めるだけですから。」とつかさずズラネタ。でも、ほんとかっこよかったんですよ。この日の光一さんはあまりにもかっこよくて、ずっと「かっこいい、かっこいい」と思いつつ見てました。キラキラがいつもに増して私の目をかすませるくらいでした。ズラネタ続行で「秋山からなんとかモーションで『はげー、はげー』というメールがきた」と披露。楽屋でメールしあっている秋山さんと光一さんが微笑ましいです。ムービングステージのお話になり、剛さんがみんなの視線ははっきりいってセンターに集まっていた。と発言。そして光一さんは自ら「股間」担当に。どういう流れか忘れたのですが、マイケルのお話になり、マイケルは出てきてからしばらく動かないと光一さん。そのまま光一さんマイケル風に微動だにしない。剛さんが話されている間も決めポーズのまま動かない。もう少しこのまま固まっていてくれるのかな?と思わせるところで、すぐに元に戻っちゃって、「中途半端やな。」そのとーり(笑) もう少し決めポーズで剛さんが絡んでくれても面白かったかも、そんな2人を見てみたかった。剛さんがモニターに足を伸ばして載せると会場からどよめき。「伸ばして乗せるのはオレだけ」と言うと、光一さんは「曲げて乗せるのはオレだけ」と張り合って、こんなちっちゃなことでも張りあっちゃうのがかわいい。そのままふくらはぎがパンパンだと言って、剛さんはふくらはぎをたたいてました。このあたりだったと思うのですが、なぞの「100円話」 なにか前フリのあるお話だったのか、説明してくれるということだったのですが、結局説明がなく、未だになぞです。なんですか?100円? たまにすっかり私たちを置いていってしまっているkinkiのおふたりがそれでも好きです。それもごにょごにょと話されるので、ほんとに全然わかんないときがあるの。ドームだと音響のせいもあるのかもだけど、内容不明でも聞き取れないとかなり悲しいです。剛さんが「このあと歌うことを期待されているかもしれませんが、このままトークやから。」トークでいいです。「バンドのみなさんはトークの間に効果音を入れるためにいる。」ホント?(笑)ここで小ネタもやってくれちゃいました。そういうドラムの使い方もあるのかと思いましたが、あまりにも贅沢。金管の方は光一さんのダンスの効果音をするのだとか(笑)ということで、歌へ。
 『Back fire』は意外な選曲。このときに剛さんが付けていた長い編み上げの手袋(?)が印象的でした。『アラベスク』にフリが付いていたのかうれしくて、どきどきしながら凝視。やっぱり踊っているkinkiさんが好きだ。やたらと前半の曲に特効が利いていた気がするのだけど、たぶん『アラベスク』でも火炎が上がっていた気がする。そこがエキゾチック。続けてソロコーナー。『Love Me More』なぜか出てきたときに、周りから「きゃ。」みたいな声が上がってた。どちらかというと光一さんファンが周りに多かったのかも。どんな演出になるのだろうと思っていた曲なのですが、意外にも予想どおり。Bメロ(?)で映像とダンスを合わせる部分かあって、映像の火の玉を光一さんが操っているように見えるのですが、最初みたときに、「ほんとに火の玉?」と思ってステージをみるとそのような影はなく、映像なんだとわかるのにしばらくかかりました。あとはひゅるるるーって帽子を飛ばすのが光一さんらしい。『Breath」剛さんの声に酔いしれる曲。CDで聴いてもAメロBメロが聞き取りにくいときがあるんだけど、コンサートでも聴き取りにくかった。メロディーラインに変化が少ないのかも。サビの部分の声が拡がっていって、いつのまにか一緒に口づさんでる。『未完のラブソング』もこうして聴いちゃうとそんなに違和感ない曲なんだよね。最初聴いたときびっくりしたのに。
 MC。ムービングステージで左右に分かれてトーク。ちょっと離れてのトークなのでちょっと微妙。「ぽっくんのコンサートに来てくれてうれしい」とおぼっちゃまくんのマネを始めた剛さん。それに着いていけているのは光一さんだけで、ぽかーんとする客席。わ、わからないよ、いきなり、そういうキャラでこられても。曲紹介は剛さんから。剛さんの語りが始まり、恋愛についてだったかな、忘れられない想い出についてだったかな。もう行き先の見えないトークだったです。突然出てくる「もっと愛し合う」だとか「忘れられないキス」だとかにきゃーって反応していた客席でしたが、結局は大事なところで「噛み」、雰囲気が台無しに。光一さんが「まだ取り返し付く」とフォロー。秋山さんが舞台で噛んだ話を挟んで、曲紹介の続き。「まだぴちぴちだったころの…」そこで「肌が重力に負けてるって言ってた」と光一さんが突っ込み。水を吸い込む肌だとか、白く粉をふくという悲しい話になりましたが、なんとか曲紹介完了。ぴちぴちだった頃の曲『ほんまにたよりにしてまっせ』。
 この曲はもっと盛り上がるべきだったのかもですが、私の周りはとにかくおとなしかった。連られて私もおとなしかった。もっとはじけたいよ。ムービングステージにごろんと寝ころんだ光一さん。見上げたときに上に光一さんの全身ってどんな感じなんだろう。寝転がると2階席からはまったく見えないので、たまには立ってください(笑)。ステージに戻って『AOZORA』 この曲はすごくいい曲だと思っていたけど、コンサートで聴くとまさに格別。後ろに映し出される映像が青と黄色を基調にしたつぶつぶが上に上がっていくような感じで、それがまたとてもいい雰囲気。照明や効果としてはこの曲の演出が一番好きでした。ゆっくりと音に浸っていけるひととき。
 …っと思った途端に、裏返ったような声で光一さんのMC。「こうやって雰囲気を壊す」と言って笑ってましたが、そういうオンオフがあるとこが好き。MAを呼んでのトーク。衣装を脱いで秋山さんに渡してました。「この衣装をやる」と言うので、喜んで秋山さんが袖を通してましたが、やっぱり着れない。放り投げようとする秋山さんに「明日も着るんだから」と。衣装にネームタグが付いているみたいで「光一って書いてある」とアップにして見せてくれました。「この衣装も誰かが着てるんだよね。」とサマリーで藪くんが光一さんの衣装を着ているのを見たお話。kinkiの衣装は八乙女くんと藪くんが着てることが多いらしいです。「MAも誰かの衣装を着たりするか?」という問いかけに「SMAP」という答え。誰が誰の衣装を着ているのかを順番に聞いていったら、4人のMAに対して5人のSMAP。一人残る人物が…。稲垣さんでした。そのことに対して、剛さんがマイクを外してMAに何か言ってました。「マイクを通しては話せない」話だったそうですが、何?(笑) ダンスシューズもお下がりを貰うということで、剛さんがかたっぽ木村さんでかたっぽ他の方のシューズだったときがあるそう。シューズがたくさんあるので、神経衰弱のようにして右と左を合わせているらしい。右と右というときでさえあるとか、ないとか。ここからバンドと一緒に演奏する曲目ということで、光一さんが「ここから、自分を表現して。」と唐突に。「蜷川さんみたいやな。」と剛さんが言い、なにか演技の話で面白い話があるということでしたが、「あとで話すわ。」この「あとで」は、ちゃんとあとで聞けました(笑)
 『ダイヤモンド・ストーリー』この曲のイントロがちょっと変わってたので、なんの曲か最初わかんなかった。剛さんの歌い出しでやっとわかる。この曲のギターの音色が好きだなぁ。ちょっと重くて男の人っぽい荒さもあってリズムが取りやすいし。『春雷』 聞けるとは思ってなかったので、すごくうれしかった曲。もう、好きで好きでたまんないのです。輪唱みたいなとこもちゃんと歌ってくれてたし、ハモリもあったし。一緒に飛び跳ねるようにして歌ってました。もう一度聞けるなら、凝視するしかないくらい好きな曲。
 ここからものすごく長いMC。長かったのでトイレに立つ人続出。私の日記も長くなりすぎてきたし、かなりの時間書いているので(2時間以上?)これから先は29日の日記に続きます。断続的ですみませーん。